2011/10/10

Lap Stickを写真でレビューします!


ギターが大好きな人はわかってくださると思いますが、僕たちギター大好き人間は、旅にでかけるときも、仕事で出張にゆくときも、キャンプにいくときも、正月に帰省するときも、かならずギターを持ってゆきたい!という気持ちになりますよね。
とにかくギターに触れていたいと思うのは愛情なのか、はたまた禁断症状なのか。
でも僕の経験上、持ってゆくとかならず良い出来事がありますね。
出会った人にギター演奏をプレゼントして友達になったりとか。
でも大きなギターはかさばるし重いし、気軽に町中や旅先で持ち歩き続けるのは不可能です。
そんな時はトラベルギターが一番!
僕がAcousphereのライブツアー時にバックアップとして使っているトラベルギター「Lap Stick」を、今回はカスタマイズしたポイントも含めてレビューします!




オランダのギター製作家Phil Nealさんによるギター「Lap Stick」はオーダーするとこのようなケースに入って届きます。
Lap Stick専用のケースで、緩衝剤もそれなりに入っている頑丈なケースだと思います。
このまま肩にかけてふらっとでかけることも可能ですし、旅行カバンやスーツケースに忍ばせる事もできますし、トートバックに突っ込んで持ち運ぶ事もできます。
僕もいくつもトラベルギターを購入してきましたが、Lap Stickはとびきりコンパクトで素晴らしいですよ。


中をあけるとでてきました、こちらがAcousphere奥沢所有のLap Stickです!
もうかれこれ4年くらい使っていますが、その間トラブルもとくになく、安心して使えるトラベルギターといえるのではないでしょうか。
専用のストラップもついてきます。


専用のストラップはこのように半分埋め込まれた特殊なピンにくっつけます。
とても小さなギターなので肩からかけるとかなり窮屈ではありますが、でもそれなりに弾きやすいポジションにおさまってくれるようにできているのは感心しました。


Lap Stickを後ろからみた写真です。
Miniのスポーツカー使用のステッカーみたいでかっこいいんですよね。
こういうデザインのニュアンスも気に入って僕はLap Stickを選んだのかもしれないですね。



ピックアップの部分です。
最初にマウントされていたのはどのブランドだったか忘れてしまいましたが、シングルコイルのだったのは確かです。
というのも、Acousphereのライブのバックアップギターにしようと最初から計画していたので、購入してすぐにカスタマイズしてしまったのですよね。
現在はEMG社のシングルコイル、アクティブタイプのピックアップを使用しています。
電池はギター内部の空洞の中に保管されています。


フィンガーボード、フレットの間隔がどのくらいのものなのか、僕の指と一緒に撮影してみました。
僕の指は太い方ではありませんので、普通サイズの指で対比してるとこのくらいと思っていただければいいと思います。
見た通りひじょうに狭くできていますが、ウクレレを弾いた事がある人にとっては違和感無くつかえるんじゃないかという程度ですかね。
ギターのスタンダードチューニングにあわせるとテンション感だけはかなり緩いかんじになりますので、ベンド(チョーキング)をするときだけは気をつけないとすごい音程上がりますよ。
逆にビブラートのかかりは非常に良いですね。
ちょっと振動させただけでも大きな音程が変化するので、啼きのギタープレイも可能かもしれないですね。
オクターブピッチはまあまあだと思います。
もちろん若干の調整はブリッジパートでできるので、こだわるひとはいろんな弦を試して一番相性の良いセッティングを探す事ができるのではないでしょうか。


こちらがブリッジ部分の写真です。
金属の削り出しで自作してるんでしょうかね?
こういったシステムはSteinberger社のシステムが有名ですが、それに勝るとも劣らない、しかもコンパクトでメタリックな良いパーツだと思います。
Steinbergerも所有しているのですが、確かに精度も高くて素晴らしいし、フルスケールということで普段のギターと同じように弾けるという意味ではSteinbergerもすごいと思います。
でも必要な部分だけを残し、そぎ落としてコンパクトにしてこのサイズ、デザインに到達したLap Stickは素晴らしいと思いますし、どうしてもこちらのギターの方に愛着がわいてしまうのですよね。



僕の所有するLap Stickのレビューはいかがでしょうか?
いまでは日本で在庫をもって販売してるお店もあるみたいなので、ネットで検索すればあまり時間もかからず手に入ると思います。
でもLap Stickのサイトから英語のメールをやりとりして、自分の為の一本をオーダーするのも素敵なのではないでしょうか。



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