2011/09/30

ギターのチューニングについて図解で説明します


ギターを弾き始める前にまずやらなくてはならない作業、それは「チューニング」です!
チューニングとは調弦のことで、ギターの6本ある弦を決められた一定の音程に合わせる作業の事をさしていいます。
このチューニングを正しく行っていないと、どのコードを弾いてもピッチが合わなくて気持ち悪いですし、他の楽器とのセッションもままなりません!
ここでは最もよく使われるチューニング「レギュラー・チューニング」の合わせ方を説明したいと思います!





上の写真はギターの指板を写したものです。
一番上にきている細い弦を「1弦」と呼び、写真の下の方向にある太い弦に向かって「2弦」「3弦」というふうに呼んでいきます。
指板を縦に分割しているラインを「フレット」と呼び、左から順に「1フレット」「2フレット」と呼んでいきます。
レギュラー・チューニングでは開放弦(どこのフレットも押さえないで音をだす)が1弦から順にE,B,G,D,A,Eとなるように調整します。
音叉を鳴らすとギターの5弦の開放弦の音と同じ音「A=440Hz」の音がします。
音叉の音を聞きながら5弦の音を調整して下さい。



5弦の音合わせが終わったら5弦の音を基準に残りの弦のチューニングをしてください。
上の写真はギターの指板上のどことどこが同じ音がするかを示したものです。
写真で同じ色の丸が載っている場所が同じ音がする所です。
つまり6弦の5フレットの音は、5弦の開放弦の音と同じ音であるということ、5弦の5フレットの音は4弦の開放弦の音と同じであるということです。
写真にしたがって同じ音に合わせていってください。

以上で「レギュラー・チューニング」のチューニングは終了しました。
ギターにはこのほかにも様々な「オープン・チューニング」とよばれるチューニングが無数にあります。
しかしこの「レギュラー・チューニング」が最もポピュラーで、最も基本となるチューニングです。
必ずできるようになってください。

チューニングが終わって、これで始めてギターを弾くための準備ができたといえます。
しかし一度チューニングをしてもギターを弾くうちに少しずつ音程がずれてきてしまいます。
練習を開始してからもそのつどチューニングをチェックする癖をつけましょう。

自分の耳だけを頼ってチューニングをするのはピッチの正確さにおいて限界があります。
また初心者など不慣れな人はなかなかちゃんとしたピッチに合わせることができなくてイライラしてしまうのではないのでしょうか?
市販の「チューニング・メーター」を使うと簡単に、音のピッチを目で見て正確にチューニングを行うことができます。
また最近ではiPhoneのアプリなどでもチューニングできるものがあります。
僕は「ClearTune」というアプリをつかっていますが、とても正確で感度も高くておすすめです!
iPhoneユーザーの方はぜひお試しくださいね!



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