ニューエイジ系アコースティックソロギタースタイルの確立と拡散はWindam Hillというレコードレーベルに所属した数々のアーティストによって行われたのですが、その中で中心にいたのはマイケル・ヘッジスその人でした。
Will Ackermanというギタリストによって設立されたWindam Hill Recordは自然と人間との共生を謳い穏やかで楽器の響きそのものを楽しむような音楽が初期は多かったのですが、マイケル・ヘッジス加入とともにその流れは一変し、新しい奏法や派手なテクニックが主体のムーヴメントに変貌しました。
良い意味でも、また悪い意味でも。
それだけマイケル・ヘッジスの演奏はセンセーショナルでショッキングなものだったのですがそのスタイル確立のモチベーションとなったのは「アコギ界のジミ・ヘンドリクスになる!」という彼の野望でした。
特殊な演奏や奏法ばかりが注目されるマイケルですが本当にやりたかったことはメッセージソングを歌うことだったのです。
今回紹介する映像には特殊奏法がソロギターのためでなく彼の「歌とメッセージング」のためにデザインされていたというのがわかるライブ映像だと思います!
この辺の奏法テクニックが押尾コータローくんによって日本に拡散し一つのスタイルにまで発展し、今の豊かなアコースティックソロギターシーンを確立しました。
その原点となるマイケル・ヘッジスの動画を見ながらいろんなことを検証してもらえたらと思います!
特に弟子の皆さんはこれを踏まえて自分達も何かをルーツにしなくてはならない、ルーツを持ってこそ発展できるということについて考えてもらえたら、そしてルーツとなる憧れの存在について考察してもらいたいと思います!
アコースフィア奥沢です! ただいま東京荻窪のアコースフィアカフェのスペースを利用してギターレッスンを開講しています! ギターを初めたばかりの方、これから始めようか迷ってる方、独学で弾けているけど伸び悩んでる方などのための初級クラスから、ライブパフォーマンスのレベルを上げたい、レコーディング作品を作ってプロデビューしたいという本格派な方のクラスまで幅広くサポートしています。 ウクレレのクラス、ボイストレーニングのクラス、グループレッスンや発表会などたくさんのイベントを用意しています! たくさんの人に参加してギターを弾く楽しさをお伝えしたいと思いますのでお気軽にinfo@acousphere.netまでメールにてお問い合わせください! レッスン詳細についてご連絡させていただきます! 皆様のご参加をお待ちしております! |