2024/10/30

[ギターレッスン] 音の長さをコントロールしてグルーヴィ伴奏を弾くコツを説明しました!


アコースフィアのギタリスト奥沢です!
今回のギターレッスン記事は弟子の麻生くんと一緒に名曲「Dance With Me」のファンキーギター伴奏の弾き方について説明したいと思います!
詳しいことは動画の中で演奏しながら説明していますのでそちらを参考にしてもらいたいのですが、ファンキーなグルーヴでギター伴奏を弾くコツの一つとして「音の切れ目をコントロールする」ということ述べたいと思います。
音の出し方には3つの種類があると自分は考えています。
(1)スタッカート、(2)レガート、(3)マルカート、の三種類です。
最初のスタッカートは「音を短く出す」ということですが音楽のテンポやグルーヴに関係なくとにかく短く表現するというもので、実は音楽のグルーヴ表現の妨げになってしまいます。

もう少し簡単に説明すると早い曲でも遅い曲でもスタッカートの音は同じ長さ(デュレーション)で音が出るので瞬間的には今弾いている楽曲のテンポを言い表してはいないということです。
さて二つ目のレガートは「音を長く出し次の音が始まるギリギリまで保持する」というもので、こちらもまたテンポとグルーヴ表現とは無縁になっています。
理由はスタッカートと同じなんですね。
一番重要な音の出し方は3つ目のテクニック「マルカート(諸説ありますが自分はマルカートをこのような意味で使っています)」で、これは音の出し始めと終わりの両方ともコントロールするという音の出し方になっています。
0:00から始まって1:30で音を止める、そして1:30から2:00までは音を出さないように待って、また2:30から発音する。
このように音の前後を管理した音の出し方がマルカートなんですね。
このテクニックで音を出せば早い曲、遅い曲、シャッフルビートとストレートビートなど音の長さで全てが表現できるようになります!
パーカッシブなサウンドなどをギターで付加しなくても音を聞いているだけでその長さでグルーヴが伝わってくるようになるんですね。
こちらの楽曲アレンジにもその辺のコンセプトが生かされていますので留意しながら映像を見て研究して欲しいと思います!
目指せグルーヴィギタリスト!
それでは映像の方ごらんください!



アコースフィア奥沢です!
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