2013/12/30

iPad + Garageband + Travel Guitarで旅先レコーディング!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
休暇で旅行にきましたがギタリストとしては旅行先でも少しはギターに触っていたいもの。
まあ旅行に行ったときくらいは音楽や仕事から離れてリラックスしたほうが良いのでは?という意見も多いとは思いますが、やっぱり根っからのギタリストはギターは持ってゆきたいですよね。
それに楽器を旅先に持ってゆくと出会った人々に演奏をプレゼントできたりして、よい出会いをサポートしてくれるのもギターなんですよね。
なので僕はできるだけ持ってゆくようにしています!
今回はiPadとトラベルギターLapStickを持ってきました。
旅先でどんな使い方ができるのかレビューしてみようと思います!



2013/12/27

フィンガーボードの最適な押さえ場所とは?


ギターの指板にはフレットという金属の金具が付いていますよね。
そしてそこを押さえる事で弦の振動する長さが変わって、音程が変化するというのがギターのそもそもの現象なんですが、では実際にはフレットのどの辺を指で押さえると一番良い音が出るのでしょうか?
フレットとフレットのちょうどまん中を押さえるのが良いのか、それとも際を押さえるのがいいのか?
実はこのちょっとした押さえる場所の違いで、指にかかる力が変化して弾きやすくなったり、音色がくっきりと聞こえて来たりするんですね。
今回は正確にどこを押さえるべきか、またその理由を説明してみたいと思います!



2013/12/24

コラム: ワーキングミュージシャンとして生きて行くこと。

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere 奥沢です!
今回の記事では過去に僕が書いたコラムの中から「ワーキング・ミュージシャン」という考え方を紹介したいと思います。

2011年の現在、日々ブログメディアから入ってくるニュースに目を通す限り日本の音楽文化は衰退の一途をたどっているように僕は感じます。
これまでのビジネスモデルが崩壊してレコード会社やマネジメントオフィスの存在意義が薄れてきた現在において、ミュージシャン側も既存のエコシステムを使わないでライフスタイルを構築してゆかなくてはならなくなりました。
既存のビジネスでは生活が成り立たない故に近年の音楽はスポンサードされたものが主流になり、メッセージ性やアート性は減少してしまいました。
音楽の純粋科学的アプローチも衰退しSteve Reichのミニマルミュージックのような発明品のような音楽も多くはありません。
音楽ビジネスモデルの激変が音楽文化そのものに暗い影を落としている現代において、自由な作風や音楽的実験を重ねる為には既存のビジネスモデルではない生き方を確立することがキーではないでしょうか。
そのひとつが「ワーキング・ミュージシャン」という生き方かと思います。
以下に以前書いた記事を掲載したいと思います!



2013/12/21

ジャズギター「Walking Bass Style」の練習方法を紹介!

ジャズをギターで弾く時はメロディとアドリブが主体になることが多いのですが、ジャズのグルーヴそのものを伴奏として演奏する「Walking Bass Rhythms」というスタイルも人気があります。
これは通常ジャズのベーシストが弾いている Walking Bass Line をギタリストがコードプレイの間に一緒に演奏するというスタイルで、まるでジャズのバンド全員がそこにいるかのような雰囲気の伴奏を弾く事ができるものです。

この伴奏スタイルを学ぶ上で大切になってくる知識が「インバージョン」です。
これは日本語では「転回形」といわれていまして、コードの和音の並び方をかえて兄弟のコードのように扱ってゆくという考え方です。
この転回形を覚えると Walking Bass をしながらもギターのフィンガーボードのあらゆる場所でコードトーンを弾き続けることができるようになるのです。

実際のジャズの楽曲の中でこの Walking Bass Rhythms を作り込んで練習するのもいい方法ですが、基本の練習とフレキシビリティを伸ばす為に転回形をつかった基礎練習をしておくのもおすすめします!


2013/12/17

Jazz Standard曲「Confirmation」の指使いをTab譜で説明します!


Acousphere奥沢です!
Jazzのスタンダード曲「Confirmation」はサックス奏者チャーリー・パーカーの代表作で、
誰でも一度は弾いてみたくなるメロディですよね。
でもこのメロディはサックスで吹くためにかかれたメロディなので、
ギターで弾こうとするととても難しい指使いになってしまいます。
今回はこの「Confirmation」のメロディをギターで弾く上で、
一番リーズナブルな運指はどんな形なのか、
何度も演奏しながら推考してみました。
もちろんどれが正解、というのがないのがギター道ですけれども、
現時点で僕が考えうる一番よい指使いがこれではないかな
と思うものを掲載しておきますので、
ぜひみなさんの演奏の参考にしてもらえればと思います。

2013/12/14

Acousphereのレコーディング手順を説明します!

Acousphere奥沢です。
ただいま僕はレコーディング作品を作る作業をしています。
このサイトを見てくださる人の中にも自分の音楽作品をレコーディングしたい、そしてYouTubeやiTunesを通してたくさんの人に聞いてほしいと思っている方がいるのではないでしょうか。
でもレコーディング作業なんてどうやっていいのか、何が必要でどんな手順なのか見当もつかないかもしれません。
確かに非常に長い作業工程が必要になるんですが、今回はなるべくシンプルにどのような工程でできあがってゆくのかを時系列順に説明してゆきたいと思います。
みなさんのレコーディングや音源リリースのお力になれればと思います!

「下準備」
ものすごく当たり前の事ではありますが、まずレコーディングする曲の準備をしないといけません。
編曲も練習もしないでいきなりレコーディングはできませんよね。
僕の場合はこの段階で以下のようなチェックポイントを気にかけています。
・どんな楽曲を題材にするのか、作曲するのか考える。
・どのようなアレンジを加えたら自分らしい、新しい音源になるか考える。
・その曲を通してどういうメッセージを伝えたいのか考える。
・アレンジする上、演奏する上で自分にとって新しい理論やテクニックを入れる。
・とにかくたくさん練習してレコーディングに備える。

「プリプロを作る」
プリプロとはPre Productionの略で、本当のレコーディングに入る前に録音するアイデアをスケッチしたような音源の事をいいます。
演奏は粗くてもいいですし、音色もきれいでなくて構いません。
とにかく頭のなかにあるアイデアを現実に音楽作品として仮組してみて、リスナーとして客観的に判断します。
この作業の中でアレンジの無理など問題点が浮かび上がってきたり、またアレンジの面白い所、新しいアイデアなどに出会えたりします。
本番のレコーディングよりもクリエイティビティの根幹に関わる最も大事な工程がこのプリプロ制作だと僕は思います。
弟子の音源をプロデュースするときもこの段階から関わるようにしていますし、一番時間がかかり根気がいる作業なんですね。

「集音」
いよいよ本番です!
この作業からは実はあまり大変ではなくなってきます。
プリプロを作る段階でどんな演奏をするべきかはハッキリしていますし、練習も十分できていますよね。
集音作業でのポイントは「良い音を録る」という事に尽きます!
良い音のチェックポイントは以下になります。
・大きい音量で録れていてノイズが少ない音。
・楽器や歌声に無理な負担のかかっていない伸びやかな音。
・予期せぬ楽器や録音部屋のハーモニクス成分のない音。
・優れたイントネーション、アーティキュレーションで演奏されている音。
・楽曲やリズムを正確に捉えた上で自分の解釈を加えた音色とリズミックアプローチ。
・心のこもった演奏の音。

「トラックダウン」
集音した全ての音をひとつの音楽としてまとめあげてゆく作業がこのトラックダウン、通称TD(ティーディー)です。
通常楽器の音を録音して音量を揃えるだけでは作品は完成しません。
演奏内容が聞こえやすくしたり、リスナーに聞きやすくするためには音にお化粧を施さなくてはならないのです。
しかもしの作業をスタジオにこもって一人で自問自答しながら繰り返してゆくので、ある意味このTDが一番骨が折れる作業かもしれませんね。 TDで僕が行う作業を手順にそって箇条書きします。
・音源をEQでフラット化する。聴覚で確認するのが基本だが周波数アナライザーやRefference音源のEQカーブと見比べたり多角的に分析する。
・コンプレッションをかけて演奏を聴きやすくコントロールする。かけない音源もある。
・リバーブを音源毎に適量と思う量だけかけてゆく。この段階では全体像は考えない。
・リバーブ音自体に対するEQもしておく。Low FilterとHigh Filter。
・個別に音色補正が完成した音源をミックスしてゆく。音量調整とPan設定。
・ヘッドホンでモニターして音圧が左右の耳均等にかかるようにする。
・Two Mix状態のファイルに書き出す。このときに16bit44.1kHzにコンバートする。

「エディティング」
TDを終えるとようやく「演奏」から「作品」へと音源が変化します。
同時にそれまではうまく絡み合っていた演奏の聞こえ方も変わり、補正が必要になってきます。
そこで必要になるのがこのEditingです。
音源毎に再生のタイミングを調整したり、あっていないピッチを補正したりします。
この作業も音源をより素晴らしいものに仕上げて行くのに大きな役割を果たします。

「マスタリング」
解像度の高い個別の再生であったプロジェクトファイルを抜けて、LRにふられたTwo Mix音源に書き出したあと、その結果として出来た歪みをただす作業がマスタリングです。
基本的には若干のEQとアルバムに同時に収録される他の音源との音量調整を行います。
とても繊細な作業になりますが、この段階で補正できることには限界がありますので、大きな問題を感じた場合はTDのプロジェクトまで逆戻りします。
そういう理由もあって僕の場合はメジャーレーベルでの仕事においてもマスタリングスタジオに入る前に自分でマスタリングを終えて、その音源を提出していました。
僕の行うマスタリングの作業は以下!
・新しいLogicのプロジェクトファイルに出来た音源とRefference音源を吸い上げて比較する。
・自分が理想と思う音源と同程度の再生音量になるように音量を調整する。低い音域、高い音域、メイン楽器の音量などに留意しながら音量を揃えて行く。
・思った音量がとれない場合はLimiterやCompressorをつかう。
・EQカーブをReferenceを参考に揃えて行く。
・再度Two Mix、16bit、44.1kHzのサイズでエクスポートして終了!

いかがでしたでしょうか?
結構長い工程が必要だということがわかったと思うのですが、できるだけシンプルに説明したつもりです。
作業内容としてはこのままやれば良いだけなので、みなさんもこれらのチェックポイントに留意しながら作業を行えば音源が見違えるほどゴージャスになります。
確かにそれを遂行するには微細な音を聞き取れる高度なリスニング能力が必要になってきますし、その能力を開発するためのプログラムは別物かもしれません。
でも見よう見まねでもこの作業と向かい合い、「良い音とは何か?」という問いかけを自分に対して行う事が大事だと僕は考えます。
ハードルの高い作業ではありますが、ぜひこの記事を参考にみなさんもやってみてください!
だれでもiTunesから簡単に音楽を全世界配信できる時代ですから素晴らしい音楽を自身の手で発表していってくださいね!
もっと詳しい手順が知りたい人はAcousphere Guitar Schoolにもお越し下さい!
http://acousphereguitarschool.blogspot.jp/

2013/12/10

アコギを立って弾く場合の持ち方を考察してみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

普段なにげなく持って弾いているギターですが、持ち方をよくするだけで演奏のしやすさがずいぶんと違ってきます!
今回はボディサイズの厚いアコースティックギターを立って弾く場合の基本ポジションの作り方を説明します。

2013/12/06

ナイロン弦のギターについて説明します!



Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターにはさまざまな種類があって、その特性に応じて演奏できる音楽ジャンルの幅がかわってきますよね。
なので購入前にそのへんの特性についてはちゃんと学んでおきたいですが、一番よいのは身の回りのギターが弾ける人に相談して一緒に買いにゆくこと、そして憧れのギタリストが使っているギターに近い形のものを買うということだと思います。
今回の記事ではナイロン弦がはってあるアコースティックギターについて、おおまかな説明と特性についてレポートしたいと思います!

2013/12/04

ギター伴奏の2フィンガーピッキングを紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

一部フォークギタリストやカントリーギタリストの間でささやかれているピッキングスタイルがこの2フィンガーピッキングです。
正式なスタイルとして確立しているとはいえないのですが、親指と人差し指のみを使い3フィンガーピッキング的なグルーヴを作り出すスタイルの事をいいます。
また人差し指と中指を使いメロディなどシングルノートプレイの指使いも2フィンガーピッキングといいますが、そちらはフィンガーピッキング・シングルノートプレイの項で紹介しますので、ここでは言及しません。
またクラシックの伴奏のパターンにも2本の指だけで演奏されるものがありますので、それも2フィンガーピッキングの一例として紹介しておきます。

2013/12/02

Acousphere の "September" 演奏動画を紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Earth Wind & Fire の名曲といえばなんといっても「September」ですよね!
明るい曲調にファンキーなグルーヴはコマーシャル等でもたくさん使われて、たくさんの人が愛する曲になりましたよね。
僕もこういった音楽に熱狂し聞いてきたファンの一人です。
なのでいつかこの曲を自分らしい解釈と、ギターだけで表現できないかなあと夢見ていたのですが、勉強の甲斐あってAcousphereらしい演奏で弾く事ができるようになりました!

2013/12/01

フィンガーピッキング時の手の動かし方について考察します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングという言葉を聞くと指だけを動かして弾く奏法と思われるかもしれませんが、実際には指と同時に手全体を使い音を出しています。
手や腕全部の筋肉を上手に動かす事で指にかかる負担を軽減し、筋肉痛や腱鞘炎がおきにくくなります。
それだけでなく手を上手に使う事でより大きな音色が出るなど音楽的なよい部分もあります。
それでは実際にどのように手を動かすのがよいのか、どのように弦に力を伝達すればよいのかを説明したいと思います。

2013/11/30

アーチド・トップ・ギターについて説明してみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

これからギターをはじめようという皆さんは、はじめに手にするのは表面が平らな板で出来ていて、まあるいサウンドホールの空いたいわゆる「アコギ」と考えるのではないでしょうか。
もちろんそれも素晴らしい選択肢だと思いますが、僕としてのおすすめはこのアーチド・トップ・ギター、つまりジャズギターです。
ジャズギターという名前で呼ばれる方が多いので、初心者では扱う事ができない難しい楽器という印象があると思うのですが、実はアコギよりも柔らかいニッケル弦を張っていたり、弦高調整などのカスタマイズが容易に行える構造だったり、アンプにつながないでもアコギとして演奏できる利便性だったりと本当に扱いやすいギターなんですよ。
Acousphereのギター教室においてはこのギターを強くおすすめしています。
楽に楽しく弾けるので変な癖もつきにくいという部分もおすすめの理由です。
さて、そんなジャズギターの特性について簡単にレポートしてみます!

2013/11/26

Acousphereの2006年"I Want You Back"演奏動画を紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
Acousphereの活動も長いものでもう12年になります。
その間、いろんなコンセプトをたててずーっと音楽活動を続けてきました。
結成当初はまだインターネットの普及もこれからっていう時で、原宿の週末は路上ライブが花盛り。
ぼくらもその片隅で何時間も弾いたりしました。
その後どんどんインターネットが便利になり、とうとう自分たちで動画を配信できるようになったのが2006年でした。
そうYouTubeが世界にデビューした年ですね。
その情報を受けてすぐに清水君とふたりAcousphereのプロモーションビデオ制作を手探りから始めたのでした。
そんな5年前の若かりしAcousphereの演奏の動画を今回の記事では紹介したいと思います!

2013/11/22

ギターの良い音がするピッキングポジションを考察してみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングの基礎についての考察をここ最近していますが、今回は「ギターのどのあたりがピッキングポイントとして適正なのか」という問題について考察したいと思います。

2013/11/18

爪がない指の場合のギターでの指使いを考察しました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

今回は指先の爪をのばしていない時のギター弦の弾き方についての説明をしたいと思います。
僕はギターの弾きはじめから最初の6年間くらいは爪を伸ばしていましたが、Tuck Andressさんのスタイルに出会い、学ぶようになってからは爪をのばさないで弾くスタイルに変化したという経緯があります。
どちらの奏法もそれぞれのメリットがありますので、そこは自分がどういうアプローチでギターを弾きたいかによると思いますが、爪がない方が指先の弦に対する当たり方に制限がなく、多用なリズムに対応できると思います。

2013/11/14

アドリブでのディミニッシュコードに対するスケールを考察しました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ここ数日、清水君と一緒にジャズスケールの解釈について、「Someday My Prince Will Come」を題材に分析作業を行っています。
特に今回は「Diminished Chord」に注目して研究をしてみました。
DiminishedはRoot、b3rd、b5th、bb7thというインターバルを持つコードで調性感が薄く、しばしばパッシングコードとして楽曲に現われてきます。
大抵の場合、無視してその楽曲のKeyのスケールを演奏しても特に楽曲にダメージを与える事もないので、放置しがちなのですが、そこに正しいスケールを持ってくる事で更にコントロールされたアドリブメロディーを生み出す事もでき、また解釈を大きくすることで面白いスケールで弾いたり、シンプルなアドリブコンセプトを持ってくる事ができます。
以下にアコースフィアで分析したDiminished Chordの解釈を書き留めておきたいと思います。

2013/11/10

五線譜とタブ譜がセットになった五段の譜面を作りました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

自分にあった一番書きやすい基本の譜面を求めて、今回もあたらしいタブ譜をつくってみました。
今度のは上が五線譜で、それに対応した下がタブ譜というベーシックなデザイン。
上におたまじゃくしでメロディを書いて、下に詳しい指使いを書き込んでおく、そして間の余白にコードトーンの有無や度数などを書き込んで分析につかう、という感じで使いたいなと思ってます。
みなさんもギターと音楽の勉強にこちらの譜面をお役立てくださいね!



2013/11/06

コラム: 楽譜という装置について考えた。

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターの勉強をはじめるには楽譜を読めなくてはいけないと誰もが考えているがほんとうにそうなのだろうか?

楽譜とはその昔、電気が発明されていない時代に音楽を保存して残す唯一のストレージデバイスだった。
現在はすべてのデータをデジタル化して残す事ができ、いつでもどこでも完璧に再現できる時代。
僕ももっぱら楽譜に記譜して残すよりも、iPhoneなどの動画撮影機能をつかって自分の演奏やアイデアを残すようにしている。
また偉大なアーティストにおいても楽譜がよめない、または苦手としている人が非常に多く、むしろ読めない事で音楽的な勘が発達してより良い演奏家になる人もいる。
楽譜という保存方法はすでに役目を終えている。

2013/11/02

Tuck&Pattiさんの演奏"One For All"を紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
素晴らしいアーティストの動画を紹介する企画"YouTube Recommend"。
第一回目の記事として紹介したいのは僕らAcousphereの永遠の憧れのアーティスト、"Tuck&Patti"さんです。

ボーカリストのPatti CathcartさんとギタリストTuck Andressさんによるボーカル&ギターデュオがTuck&Patti。
たくさんのボーカルギターデュオユニットの目標であり、たったふたりでの究極のアンサンブルを生み出したTuck&Pattiさん。
特におふたりの演奏による"Time After Time"は原曲を超えたアレンジメントとして有名で、YouTube上でもたくさんの音楽家のみなさんにカバーされています。



2013/11/01

iPadレコーディング、Audio Recorderを解説します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
だれでも簡単に音楽作品のレコーディングをはじめられるiPad版Garageband。
いろんな機能を試しながら理解を深めている自分ですが、今回は「Audio Recorder」の機能について考察してみたいと思います。

マイクの形のアイコンがAudio Recorder。
その名前の通り音を録音するモードなんですが、iPadについている内臓マイクを使っての録音と、ギターケーブル&マイクケーブルをiRigやApogee Jam経由でiPadにコネクトしてというふた通りの録音に対応しています。

僕の場合ギターの録音もAcoustic Guitarを使うことが多いのでGuitar AmpモードよりもこちらAudio Recorderモードの方が相性が良くて、クリアに録音できるので助かってます。
歌以外のレコーディングにも使えるメインの録音モードと定義して良いのではないでしょうか。



2013/10/29

ギター伴奏の3フィンガーピッキングの練習課題をつくりました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

3フィンガーピッキングとは右手の親指、人差し指、中指の3本の指だけを使って演奏するスタイルの事で、フォークなどの音楽ジャンルでよく見られるフィンガーピッキングのスタイルです。
また3フィンガーピッキングという言葉は演奏のグルーヴやリズムの事をさしてもいます。
なので3本の指で演奏すれば3フィンガーピッキングという訳ではなく、3フィンガーピッキング特有のリズムの演奏をしないといけないんですね。
同じパターンのピッキングを繰り返しす事で疾走感あるグルーヴを作り出すことが出来るのが3フィンガーピッキングです。
フォークからニューミュージックまで根底にこのグルーヴが流れている名曲がたくさんありますので、ぜひともマスターしたい伴奏テクニックです!
代表的な例をいくつか紹介したいと思います!

2013/10/25

つかえるJazzフレーズをコピーしてみました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
アドリブやリフで使えるフレーズとしてジョン ピザレリさんのフレージングを動画で紹介したいと思います。

ジャズのフレーズは基本的にはアルペジオというものを中心に展開されているのですが、このアルペジオとはつまりコードトーンのことなんですね。
楽曲のコード進行が今Cmaj7というコードだったらそのCmaj7コードのコードトーンであるC,E,G,Bの音を中心にアドリブのメロディを作るのがアルペジオ。
このコンセプトや感覚がないと効率よい音使いができなくてソロがいい加減なものになりやすくなってしまうんですね。
なのでこれはギターを弾く人にとっては最重要練習課題のひとつでもあるんですね。



2013/10/21

使いやすいTab譜12段仕様をつくりました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
8段のタブ譜に引き続き、限界に挑戦して12段のタブ譜をつくってみました。
かなり行間が少なくて、コードネームなどの書き込みには難儀しそうですが、一枚の紙にたくさん書けるという点ではエコロジーかと思います!
6線の間隔も前作の3mm幅から2mm幅へ変更。
数字やステムを書いた時におさまってくれるか、読みやすくなってるのかが心配ですが、通常の5線譜よりかはスペースもあると思いますので、タブ譜制作にもコードフォームを書き込んでおくのにも使えると思います!
ぜひプリントアウトして活用してくださいね!

2013/10/17

Acousphere "Go Go Girl" の2006年演奏動画を紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
今回の記事ではAcousphereの過去の演奏動画からオリジナル曲「Go Go Girl」の演奏を、2006年に収録されたものからお届けします。
友達の女の子が落ち込んでいる時に音楽で元気づけてあげようと思って僕が作曲しました。
Acousphereの楽曲はもちろん全てインスト、つまり歌がないものです。
でもこの曲を作るにあたっては、やはり元気づけてあげるには歌詞が必要だと思い、まずは作詞からはじめたんですよね。
一番最初に浮かんだ歌詞が「Go ! Go girl ! そばにいるよ!」で、そこの歌詞からサビのメロディが生まれました。
その後も曲全部にあたる歌詞をつくってはメロディを作り、コード進行をつけてゆくという、まさにシンガーソングライター的な作曲法で完成したこの曲は、メッセージ性の強いシンプルなメロディになったんじゃないかなと思っています。
この動画を見てくれたみなさんに、僕が届けたかった「元気」が届くといいな!
それではさっそくご覧ください!

2013/10/13

ギターのコードフォームは腕全体をつかって押さえると良いです!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

何年練習しても押さえられるコードと押さえられないコードがあって悩みに思う、という人はたくさんいるのではないでしょうか。
でも自分にギターの才能がないなんて落ち込んだり諦めたりしないでほしいとおもいます。
なぜなら押さえられない理由は握力でも才能でもなく、単純に「腕の使い方」がよくわかっていないからだからです。
違った形のコードフォームを同じ腕の角度のまま弾けるはずもないのです。
コードフォーム毎に押さえやすくできる腕の角度があるんですね。
今回は腕の角度とコードの関係を説明したいと思います。

2013/10/09

ギターを買う前に知っておきたいギターの特性を紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターをこれから買って始めたいと思っているみなさん!
どのギターを買うべきか?というのは以外と難しい選択ですよね。
ギターは色々な種類がありますし、弦の種類も様々。
そしてギター毎に特性があって、向き不向きもあるのです。
自分が買ったギターでは弾きたい曲が弾けないなんてならないように、ここでは簡単にギターの種類とその特性を紹介したいと思います。

2013/10/07

ギターをiPhoneで精密チューニングできるおすすめアプリ "Cleartune" を紹介!


Acousphere奥沢です!
みなさんはギターのチューニングをするときはどうしてますか?
たぶん一番多いのは楽器屋さんで購入したクロマティックチューナーなどの機械を使ってチューニングをする人だと思います。
もちろんそれが一番正しいピッチでチューニングをする最良の選択です!
プロ、アマを問わず多くのギタリスト、またはその他多くの楽器奏者はみんなチューナーを使っていると思いますが、そうなってくると次に気になるのが「どのマシンが一番精度が高いのか?」ってことですよね。
僕もその辺は気になって、いままでいろんなチューナーを買ってきましたが、最近すごい精度の高いものを発見!
それが何かというとiPhoneの「Cleartune」というアプリです!
意外ですよね〜。
僕も最初は半信半疑で「携帯電話のおまけくらいの機能でしょ〜?」と思っていましたが失礼しました!
これは凄いですよ!
どのへんがすごいのかレポートしたいと思います!

2013/10/06

iPadレコーディングでのサンプラー機能を詳しく解説しました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
最近はまっているiPadを使ってのレコーディング。
音色のクオリティなどの面でいえばもちろんちゃんとしたMac Bookを使っての録音の方が良いレコーディングができますが、どこでも簡単に音楽を形にできる点と使いやすいユーザーインターフェースではiPadのGaragebandが上!
なので僕もこちらを活用するようになってきました。
今回はそのiPadのGaragebandの機能の中から「Sampler」を紹介したいと思います。
サンプラーとは音を取り込んで、その音を楽器のように扱うことができるようになる機能のこと。
車のクラクションや自分の叫び声などなんでも音楽的にすることができる発明品なんですね。
いまのポップスやダンスミュージックでは欠かすことのできない存在になってるサンプラーですが、iPadでも気軽に使えるようになったなんてすごい時代です。
昔はサンプラー本体が数十万円したんですよ。



2013/10/05

自分で使いやすそうなタブ譜をつくってみました!



Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
ギタリストとしてはフレーズの勉強をするのも、アルペジオを記入して残しておくにも、五線譜よりもTab譜のほうが早くて便利ですよね!
でも自分にあったちょうどよいものがなかったので、ちょっとタブ譜をPhotoShopで作ってみました。
割と線の間隔をひろげておいたので、数字を書き込むのに重宝するのではないかと思います。
あんまり間隔が狭すぎると数字を書いても読みにくいですし、間隔ひろすぎても大味な譜面になってしまうので、何度か試行錯誤を繰り返しましたが、少しは良いものになったかと思います!
ぜひみなさんもプリントアウトしてご活用ください!
たくさんコピーしたり譜面書いたりして音楽を楽しんでくださいね!



2013/10/01

ジャズアドリブフレーズ、リズムチェンジ編を紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
王道のストレート アヘッドなジャズを聞かせてくれる名手ジョン ピザレリ!
お父さんのバッキー ピザレリさんもジャズ ギタリストという生粋のジャズマンであり、珍しい7弦ギターの弾き手でもあります。
そのジョン ピザレリのジャズ演奏ですがとてもジャズらしくてしかも使い勝手の良いフレーズが多いんですよね。
アドリブフレーズとして使えそうなフレーズを抜粋してYouTube動画にしてみましたので参考にしつつ練習してみてほしいと思います!
楽曲はジャズのスタンダード曲の中から「I Got Rhythm」。
いわゆる早いリズム チェンジというコード進行を使った名曲ですよ!

2013/09/29

ブルースのギターフレーズを動画で紹介しました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
今回はギターリフをひとつ紹介しようと思います。
僕がおすすめするのはジョージ ベンソン(George Benson)のブルースのリフ。
ベンソンさんは言わずと知れたジャズ界の大御所。
でもその演奏はジャズに留まらず、ファンクやソウル、フュージョン、ブルースとまさにオールマイティ!
僕はその中でもブルースを弾いている時が大好きで、ジャズらしいクレバーな音色選択と同時にエモーショナルな部分もちゃんと伝わってくる演奏はまさに僕らギタリストのお手本と言えると思います!
今回紹介するリフはアドリブのフレーズとしても十分に使える物になってますので、弾けるようになったらいろんなシチュエーションで使用してみてくださいね!

2013/09/25

レコーディング作業で気がついた事を記事にしました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

久しぶりにMacBookでの本格的レコーディングに復帰した今日。
ちゃんとリリースする作品の制作にとりかかったのでMacBookとLogicというプロ用の環境での作業となりました。
まずはプリプロという下書きのような音源を作るのですが、作業してるうちにあることに気がつきました。

「あれ?iPadの方が作業しやすいのでは?」

そうなんです。
プリプロではもっぱらMIDIデータの打ち込みによる作業が中心。
Logicだとクリックする幅の小さいピアノロールを駆使して打ち込むのですがよく間違えて打ち込んでしまいます。
外部MIDIキーボードなど接続すれば早いし間違えないでしょうが機材が煩雑になります。

2013/09/21

ギターでのタッピング・ハーモニクスのコツについて考察します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングスタイルのギターは、指の使い方ひとつでいろんな音色を出す事ができるのが大きな魅力ですよね。そんな中でもみんなが憧れる大技が「タッピングハーモニクス」です!
これは右手で弦を叩くようにして音を出す事で、ハーモニクスという澄んだきれいな音を派手に出す事ができる技で、たくさんのギタリストが演奏に活かしています。
今回はそのタッピングハーモニクスが出る原理は省いて、どういう右手の使い方をすると、きれいにハーモニクスが出るのかを説明したいと思います!

2013/09/17

僕のお気に入りトラベルギターLapStickを紹介します!



















Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphereの奥沢です!
普段演奏の仕事にいくときに常に思う心配なこと、それは「もしも行った先でギターや機材が壊れていたらどうしよう...」ということです。
たくさんの人が楽しみに待っていてくれるのに運んだときの衝撃などの些細なことでライブができなかったら本当に悲しいですものね。
そんな心配性の僕は常に現場にはバックアップのギターを持ってゆくようにしています。
その相棒として頼れるのがこちら、オランダの製作家の方が作ってるギター「Lap Stick」です!
以前僕が書いた記事から、このLap Stickについて紹介します!

2013/09/13

アコギをフィードバックしないようにミュートするアイデアを紹介します!
















Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!アコースティックギターを大音量のスピーカーで演奏する機会も多くなってきた昨今の音楽界。しかしアコギはとってもデリケート。フィードバック(ハウリング、ハウる)してしまって演奏どころではなくなってしまった事があると思います!今回は引っ越しの梱包材を使ったフィードバックしにくいステージ用ギターを作る為の方法をお伝えします!

2013/09/09

ギターでのピッキング・ハーモニクスについて説明します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ピッキングハーモニクスは人工ハーモニクスなどとも呼ばれています。
ハーモニクスが出るポイントを左手で押弦することで変化させ、演奏者の望む音程のハーモニクスサウンドを得る事ができるテクニックです。
これによりハーモニクスの音色でメロディを弾く事やできるようになります。
あらゆるコード和音をハーモニクスの音色で発音したりできるようにもなり、表現の幅がとても大きく広がります。
近年のギタリストはこの奏法を身につけるのが当たり前になってきていますし、それにより新しい音楽を作っている素晴らしいアーティストがたくさんいると思います。
難しいテクニックではありますがギターのプロを目指す皆さんは頑張って取り組んで、自分の標準テクニックのうちに取り込んでほしいと思います!



2013/09/05

爪をのばしてる場合の指弾き角度を考察します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
ギターをフィンガーピッキングで弾く場合、爪を伸ばして弾くスタイルと伸ばさず弾くスタイルでは弦の扱い方が大きくかわると思います。
爪を伸ばした場合はクリアーで大きなトーンを出す為のピッキング角度で弦を弾くのが大切ですし、伸ばさず弾く場合は太くて暖かみのあるトーンを出す為のピッキング角度が大切です。
今回の記事では手首の角度という部分を中心にそのへんを考察してみたいと思います!

2013/09/01

iPadのGarageband機能、Drumsの2本指機能をつかってみました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です。
iPadを使ってのレコーディングの面白さに気がついて、ここ最近は機能の確認や実験などをしています。
今回はGaragebandの機能、Drumsについて勉強&レビューをしたいと思います。
レコーディングを開始するのに一番最初に手がけるのは大抵ドラムパターンになります。
その後、ドラムのリズムに合わせてギターやベースの演奏を録音して伴奏のトラックが完成します。
そして最後にボーカルなどのメイン楽器が録音されて完成というのが大まかな音源制作の流れとなります。
一番最初に楽曲の色彩を決定するのがドラムなのですね。


2013/08/30

ギターでのストラミング奏法を説明します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターを長く弾いてる方にとっても耳なじみのないテクニックがストラミングではないでしょうか。
言葉は知らなくても実際にこのテクニックを使って演奏してる人はたくさんいます。
ストラミングはコードを弾くときに弦をまとめて弾くテクニックで、ストロークと大変良くにています。
ストロークは腕を使ってピックや指一本で6本の弦をまとめて弾くのに対し、ストラミングは手の指全部がランダムで弦にぶつかる事や、手の開け閉めで弾くところが違います。
これにより出てくる音色もストロークとは違うものになって効果もかわってきます。



2013/08/26

Tuck&PattiさんバージョンのTime After Timeの伴奏を弾いてみました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
世界中のミュージシャンにカバーされ愛されている楽曲、シンディ ローパーのTime After Time。
あのマイルス デイビスもカバーしてJazzの世界でもスタンダード曲といって良いのではないでしょうか。
素晴らしいメロディ、コード進行、そして温かいメッセージ。
本当に時代を超える名曲が持つすべてのエッセンスがこのTime After Timeという楽曲にはこめられていますよね。

だから誰もがこの曲を弾きたい、歌いたいって思うのかもしれません。
そしてこのTime After Timeを史上もっとも素晴らしいアレンジで演奏なさったのがTuck&Pattiのおふたりではないでしょうか。
僕はこの曲をはじめて聞いたのはTuck&Pattiさんのアルバムがはじめてで、Tuckさんのはかなくてメロディアスなギター伴奏とPattiさんの力強い歌声にものすごく感動したのを覚えています。

あれから何年もたって、いまTuck&Pattiのおふたりと家族のようなお付き合いをさせていただきながら一緒に音楽を学ぶ事ができるのは夢のような気持ちです。
今回の記事では動画を使ってTuck Andressさんから教わったTime After Timeの伴奏を紹介したいと思います!


2013/08/22

アコギの構え方、座った場合編!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターの持ち方ってみなさんどうしてますか?
普通にギターを抱えればある程度自然に構え方ができあがると思うのですが、
実は弾きやすくて良いポジションを作るにはコンセプトがあります。
ポイントは左手が様々な角度に変化できるように自由な空間を与えてあげるということなんですが、
コードを主体で演奏するのか、
それともメロディを弾くのかでも違ってきます。
今回の記事ではボディサイズが厚いアコースティックギターを座って弾く場合の持ち方について説明したいと思います。



2013/08/18

iPadとGaragebandとトラベルギターで旅行先でもレコーディング!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
休暇で旅行にきましたがギタリストとしては旅行先でも少しはギターに触っていたいもの。
まあ旅行に行ったときくらいは音楽や仕事から離れてリラックスしたほうが良いのでは?という意見も多いとは思いますが、やっぱり根っからのギタリストはギターは持ってゆきたいですよね。
それに楽器を旅先に持ってゆくと出会った人々に演奏をプレゼントできたりして、よい出会いをサポートしてくれるのもギターなんですよね。
なので僕はできるだけ持ってゆくようにしています!
今回はiPadとトラベルギターLapStickを持ってきました。
旅先でどんな使い方ができるのかレビューしてみようと思います!



2013/08/14

ギター弦の交換方法を写真で解説します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

物置きから数年ぶりにギターを出してきて久しぶりに弾く人や、お父さんが昔使っていたフォークギターが出てきて、それをきっかけにギターをやってみようかな?なんて思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。
でも古くなったギターの弦はサビていてちゃんとした音が出ないもの。
それで練習しても上達の妨げになります。
弦を変えたいとは思うけれどどうしていいのやらと思っているみなさんに、写真図解入りで弦の交換を説明しようと思います!

2013/08/10

Apogee Jam購入レビュー!iPad録音生活へ!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
時代はどんどん進んでいまやPost PC時代!
デスクトップパソコンはおろか、ノートパソコンさえもあまり使わなくなって来た自分。
そのかわりに毎日手放せないのがiPadなんですね。
iPadではGaragebandという簡単にレコーディングができるソフトも購入できて、どこでもモバイルレコーディングが可能になりました!
かなり面白いので僕もはじめてますiPadレコーディング!
今回はギターとiPadをつなぐための機器、サウンドインターフェースの紹介です。
僕が購入したのはApogeeのJamというプロダクツ!



2013/08/06

代表的なアルペジオ奏法の練習譜面をつくってみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

アルペジオとは元々「分散和音」という意味の言葉です。
和音を同時にならすのではなく、ひとつずつバラしてメロディアスに弾く演奏方法のことをいいます。
ギターのフィンガーピッキングスタイルではコードフォームを押さえた状態で、指を使って弦を順番に弾くことをアルペジオといいます。
アルペジオのパターンは通常親指、人差し指、中指、小指の4本を使って演奏されます。
まれに小指を使う場合もありますが、多くのギタリストはピッキングを安定させる目的で小指使い、ボディに触れるようにしています。
バラードなどゆったりとしたリズムの楽曲と相性が良い弾き方といえます。

2013/08/02

ギターでのスラッピングについて考察してみました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

エレクトリックベースの演奏法に「チョッパー」という奏法があります。
英語圏では「スラッピング」という言葉で紹介されていますが、弦をつま弾くのではなく、指で叩いて(打弦して)音を出す奏法になります。
とてもパーカッシヴな音色がしてファンキーに聞こえるのですが、ギターでもこのスラッピングを活用することができます。
このテクニックを使えばギターでもベースのようなブーミーな低音が聞こえますし、またメロディを弾いても面白い効果が期待できます。
それでは早速フィンガースラッピングの指使い、テクニックを紹介したいと思います。

2013/07/29

トラベルギターでAi No Corridaを弾いてみました!


Acousphere奥沢です!
このところ紹介してきましたLap Stickですが、ほんとうにコンパクトでしっかりしていて、弾いて楽しいギターです。
でも小さいので演奏するのは大変じゃないのかなと思いますよね?
そのへんについてのレビューはやはり動画が一番!
ということでAcousphereのレパートリーであるAi No CorridaをLap Stickとウクレレをつかって演奏してみました。
お楽しみください!

2013/07/25

ギター演奏を滑らかにするコツを解説!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターで伴奏を弾いているときにどうも滑らかに弾けないなあというお悩みがある人は多いのではないでしょうか?
伴奏ではコードフォームからコードフォームへと左手が変化してゆくのですが、押さえる場所が多くて変化が大きいのが問題点。
それゆえにつなぎの部分で演奏が遅れてしまったりするんですね。
これを解決して滑らかに演奏するにはまず、「コード変化の間に起こっているタスクを理解する」ことが大事です。
それではそれについて説明してゆき、滑らかにコードチェンジできるためのイディオムを紹介したいと思います。



Tuck Andress - I Wishのタブ譜、1〜8小節目を掲載しました!


Acousphere奥沢です!
僕の師匠であり、敬愛するTuck&Pattiのギタリスト、Tuck Andressさん。
そのTuckさんによるソロギター「I Wish」のトランスクライブ譜面をTabで作りました!
まずは1小節から8小節目までをアップしておきますので練習してみてくださいね!
ちなみにこちらの楽曲、僕のギターレッスンで教えていますので、
ちゃんと弾けるようになりたい人はぜひご連絡ください!
http://acousphereguitarschool.blogspot.jp/

2013/07/21

ギターでのフィンガーボードの最適な押さえ場所とは?


ギターの指板にはフレットという金属の金具が付いていますよね。
そしてそこを押さえる事で弦の振動する長さが変わって、音程が変化するというのがギターのそもそもの現象なんですが、では実際にはフレットのどの辺を指で押さえると一番良い音が出るのでしょうか?
フレットとフレットのちょうどまん中を押さえるのが良いのか、それとも際を押さえるのがいいのか?
実はこのちょっとした押さえる場所の違いで、指にかかる力が変化して弾きやすくなったり、音色がくっきりと聞こえて来たりするんですね。
今回は正確にどこを押さえるべきか、またその理由を説明してみたいと思います!