Editor : Shige Okusawa (Acousphere)
普段なにげなく持って弾いているギターですが、持ち方をよくするだけで演奏のしやすさがずいぶんと違ってきます!
今回はボディサイズの厚いアコースティックギターを立って弾く場合の基本ポジションの作り方を説明します。
立ってアコースティックギターを弾く場合の理想のポジションは、座って弾く場合の理想のポジションと同じ場所になります。
ですからまず座った状態で理想のポジションを作り出し、その場所に来るようにストラップの長さを調整して固定するようにします。
まず最初にギターにストラップをつけます。
このときストラップの長さはゆるくしておいてください。
椅子に腰掛けて理想のポジション(アコースティックギターの持ち方座り弾き編参照)を作ってギターを持ちます。
ポジションが決まったらストラップをちょうどの長さまで短くして身体にフィットさせます。
そのポジションをキープしながら立ち上がります。
足を肩幅くらいに広げてしっかりと立ちます。
右足を少し前に踏み出して、右前の腰骨を使ってギターを固定します。
ストローク奏法で演奏してもギターが動きにくく演奏しやすくなります。
以上で立ち姿の基本形は完了です。
非常に短くて恐縮ですが、基本的な良い角度は座って弾く場合と同じだと思います。
つまり斜め45度の角度にネックをして、ボディを右脇腹にかかえこむスタイルですね。
とにかく大事な事は、
(1) 身体に負担をかけないこと。身体や腕がねじれたりしないようにする。
(2) 演奏がやりやすいためのポジションをつくること。肘の自由度が大事。
ですね!
がんばってトライしてみてください!
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