2024/11/22

[ギターレッスン] Jazzのスタンダード曲 "Confirmation" のメロディを弾く時の指使いを考察!



Acousphere奥沢です!
Jazzのスタンダード曲「Confirmation」はサックス奏者チャーリー・パーカーの代表作で、
誰でも一度は弾いてみたくなるメロディですよね。
でもこのメロディはサックスで吹くためにかかれたメロディなので、
ギターで弾こうとするととても難しい指使いになってしまいます。
今回はこの「Confirmation」のメロディをギターで弾く上で、
一番リーズナブルな運指はどんな形なのか、
何度も演奏しながら推考してみました。
もちろんどれが正解、というのがないのがギター道ですけれども、
現時点で僕が考えうる一番よい指使いがこれではないかな
と思うものを掲載しておきますので、
ぜひみなさんの演奏の参考にしてもらえればと思います。

2024/11/20

[ギターレッスン] メジャーセブンスコードの転回形をつかった Walking Bass Guitar Style の練習例を動画でレビュー!

ジャズをギターで弾く時はメロディとアドリブが主体になることが多いのですが、ジャズのグルーヴそのものを伴奏として演奏する「Walking Bass Rhythms」というスタイルも人気があります。
これは通常ジャズのベーシストが弾いている Walking Bass Line をギタリストがコードプレイの間に一緒に演奏するというスタイルで、まるでジャズのバンド全員がそこにいるかのような雰囲気の伴奏を弾く事ができるものです。

この伴奏スタイルを学ぶ上で大切になってくる知識が「インバージョン」です。
これは日本語では「転回形」といわれていまして、コードの和音の並び方をかえて兄弟のコードのように扱ってゆくという考え方です。
この転回形を覚えると Walking Bass をしながらもギターのフィンガーボードのあらゆる場所でコードトーンを弾き続けることができるようになるのです。

実際のジャズの楽曲の中でこの Walking Bass Rhythms を作り込んで練習するのもいい方法ですが、基本の練習とフレキシビリティを伸ばす為に転回形をつかった基礎練習をしておくのもおすすめします!



2024/11/19

[ギターレッスン] アコギのアルペジオ伴奏の練習譜面を作りました!



アルペジオとは元々「分散和音」という意味の言葉です。
和音を同時にならすのではなく、ひとつずつバラしてメロディアスに弾く演奏方法のことをいいます。
ギターのフィンガーピッキングスタイルではコードフォームを押さえた状態で、指を使って弦を順番に弾くことをアルペジオといいます。
アルペジオのパターンは通常親指、人差し指、中指、小指の4本を使って演奏されます。
まれに小指を使う場合もありますが、多くのギタリストはピッキングを安定させる目的で小指使い、ボディに触れるようにしています。
バラードなどゆったりとしたリズムの楽曲と相性が良い弾き方といえます。

2024/11/18

[弟子に見てほしい動画] スラッピングソロギターの原点!マイケル・ヘッジスライブ!

アコースフィア奥沢です!
ニューエイジ系アコースティックソロギタースタイルの確立と拡散はWindam Hillというレコードレーベルに所属した数々のアーティストによって行われたのですが、その中で中心にいたのはマイケル・ヘッジスその人でした。
Will Ackermanというギタリストによって設立されたWindam Hill Recordは自然と人間との共生を謳い穏やかで楽器の響きそのものを楽しむような音楽が初期は多かったのですが、マイケル・ヘッジス加入とともにその流れは一変し、新しい奏法や派手なテクニックが主体のムーヴメントに変貌しました。
良い意味でも、また悪い意味でも。
それだけマイケル・ヘッジスの演奏はセンセーショナルでショッキングなものだったのですがそのスタイル確立のモチベーションとなったのは「アコギ界のジミ・ヘンドリクスになる!」という彼の野望でした。

2024/11/16

[ギターレッスン] I Want You Backのメロディギタープレイを解説します!


Acousphere奥沢です!
相棒のギタリスト清水くんが制作した「I Want You Back」のメロディ演奏のギターレッスンビデオを紹介します!
Michael Jacksonが在籍していたことで有名なファミリーバンド「Jackson 5」のモータウンレーベル契約第一弾として1969年にリリースされたこの曲。
邦題は「帰ってほしいの」という誤訳ともとれかねないつれないタイトルになってる件も有名ですね!
アメリカ、ビルボードチャートではもちろん1位を獲得。
「1960年代最も偉大な曲200」という企画でも2位に入るという掛け値無しの名曲になっています!

2024/11/13

Pearl社のミニドラムセット「Rhythm Traveler」購入レビュー!


Acousphere奥沢です!
僕のようなリズムギターやソロギターを中心にしたギタリストにとってなによりも大事なのが「リズムの表現」です。
安定したリズムを供給し、一緒に演奏するギタリストやボーカリストに伸び伸びと演奏してもらう。
そしてワンランク上のグルーヴ表現をひとりでこなす。
それらが可能になるためにはタイトでシビアなリズム感を持たなくてはなりません。
そう、ドラマーのように。
ギターでは感じられないシビアなリズムをマスターするために僕が日常的に取り組んでいるのがドラムの練習です。
これまで電子ドラムにはじまって3台のドラムを購入し、手放してきましたが、この度4代目となるドラムが僕の仕事場に到着いたしました。
Pearl社から発売中の練習用ドラム「Rhythm Traveler」がやってきたので購入レビューを書きたいと思います!

2024/11/12

[ウクレレレッスン] 名曲Dance With Meのウクレレでのメロディの弾き方のレッスンビデオを紹介します!


アコースフィア奥沢です!
ここ数年弟子のギタリスト麻生洋平くんのライブをお手伝いすることが多いのですが、その時によく弾いてるのが今回紹介する"Dance With Me"です。
この曲を弾くきっかけになったのは僕らアコースフィアがレコード会社Dellaさんの作品"家カフェ"を作った時。
ちょうどウクレレを始めた頃だったので2本のウクレレを使ったデュオバージョンでレコーディングをしました。
それを聞いてくれた麻生くんが気に入って、僕と演奏をする時に一緒に弾いてみたいということに。
しかし麻生くんの現場の僕はギターでのサポートだったので急遽ギターにて同じGrooveでアレンジをし直すことに。
そうやって生まれたのが今回紹介する映像の中で弾いているDance With Meのアレンジです!

2024/11/11

[ウクレレレッスン] ジブリ映画千と千尋の神隠しの劇中歌「いつも何度でも」のソロウクレレアレンジを作りました!


アコースフィアレコード所属ギタリスト「Aerial 池田常久」によるソロウクレレアレンジの動画をアップしました!
楽曲はジブリ映画「千と千尋の神隠し」のエンディングテーマになっていた曲「いつも何度でも」。
この曲を原曲をイメージしたグルーヴでウクレレソロアレンジしてみました!
池田くんならではの演奏に仕上がってますがどなたでも弾ける簡単なアレンジになっています!
映像の下の方にウクレレで押さえてる場所をアニメーションで添付しておいたので、何度も見返しながら練習してみてくださいね!
東京の荻窪にあるアコースフィアカフェにて池田常久によるウクレレレッスン、ギターレッスンを開講しています!
info@acousphere.net までメールにてお問い合わせください!

2024/11/10

[弟子に見てほしい動画] ワムの名曲"ラストクリスマス"を紹介します!

Acousphere奥沢です!
「弟子に見てほしい動画」シリーズも何本目かになりますが、一緒に音楽コンテンツを作る上で同じ情報を共有してないと判断が滞ることもしばしば!
作業をスムーズにいかせるためにもこういうことは大事かな〜、でもいちいちレッスンの現場やレコーディングの最中にすることじゃあないな〜ってことでこちらのギターレッスンブログを通じて弟子たちとも共通認識を深めてゆきたいと考えていますのでお付き合いください!
さて今回紹介するのはWham!の名曲ラストクリスマスです!
自分が中学生だった1980年代にワムも大ヒット中でして、ボーカルのジョージ・マイケルの歌声と甘いマスクに同性ながらとろけるように音楽を聴いていました!
調べてみるとワムって1981年から1986年までの5年間しか活動してないんですね。
それでも名曲とたくさんの偉業を成し遂げた二人組でした!

2024/11/07

[ライブ動画] Tuck and PattiさんのTime After Timeをお聞きください!


Acousphere奥沢です!
Tuck and Pattiさんの若い頃のライブ映像をYouTubeで見つけたので紹介します!
楽曲はシンディ ローパーの名曲Time After Time。
オリジナル楽曲そのままの16ビートによるグルーヴで演奏されるギターは圧巻です!
ギターと歌という限定されたアンサンブルの中で様々な音楽を正しく演奏するには新しいテクニックや演奏スタイルをその都度発明するしかありません。
ギターのTuck Andressさんは常に新しいスタイルを模索していて、最新作「I Remember You」でもそのチャレンジを聞くことができます!
こちらの下にCDのリンクを貼っておきますのでぜひご試聴いただければと思います!