2013/11/30

アーチド・トップ・ギターについて説明してみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

これからギターをはじめようという皆さんは、はじめに手にするのは表面が平らな板で出来ていて、まあるいサウンドホールの空いたいわゆる「アコギ」と考えるのではないでしょうか。
もちろんそれも素晴らしい選択肢だと思いますが、僕としてのおすすめはこのアーチド・トップ・ギター、つまりジャズギターです。
ジャズギターという名前で呼ばれる方が多いので、初心者では扱う事ができない難しい楽器という印象があると思うのですが、実はアコギよりも柔らかいニッケル弦を張っていたり、弦高調整などのカスタマイズが容易に行える構造だったり、アンプにつながないでもアコギとして演奏できる利便性だったりと本当に扱いやすいギターなんですよ。
Acousphereのギター教室においてはこのギターを強くおすすめしています。
楽に楽しく弾けるので変な癖もつきにくいという部分もおすすめの理由です。
さて、そんなジャズギターの特性について簡単にレポートしてみます!

2013/11/26

Acousphereの2006年"I Want You Back"演奏動画を紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
Acousphereの活動も長いものでもう12年になります。
その間、いろんなコンセプトをたててずーっと音楽活動を続けてきました。
結成当初はまだインターネットの普及もこれからっていう時で、原宿の週末は路上ライブが花盛り。
ぼくらもその片隅で何時間も弾いたりしました。
その後どんどんインターネットが便利になり、とうとう自分たちで動画を配信できるようになったのが2006年でした。
そうYouTubeが世界にデビューした年ですね。
その情報を受けてすぐに清水君とふたりAcousphereのプロモーションビデオ制作を手探りから始めたのでした。
そんな5年前の若かりしAcousphereの演奏の動画を今回の記事では紹介したいと思います!

2013/11/22

ギターの良い音がするピッキングポジションを考察してみました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングの基礎についての考察をここ最近していますが、今回は「ギターのどのあたりがピッキングポイントとして適正なのか」という問題について考察したいと思います。

2013/11/18

爪がない指の場合のギターでの指使いを考察しました!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

今回は指先の爪をのばしていない時のギター弦の弾き方についての説明をしたいと思います。
僕はギターの弾きはじめから最初の6年間くらいは爪を伸ばしていましたが、Tuck Andressさんのスタイルに出会い、学ぶようになってからは爪をのばさないで弾くスタイルに変化したという経緯があります。
どちらの奏法もそれぞれのメリットがありますので、そこは自分がどういうアプローチでギターを弾きたいかによると思いますが、爪がない方が指先の弦に対する当たり方に制限がなく、多用なリズムに対応できると思います。

2013/11/14

アドリブでのディミニッシュコードに対するスケールを考察しました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ここ数日、清水君と一緒にジャズスケールの解釈について、「Someday My Prince Will Come」を題材に分析作業を行っています。
特に今回は「Diminished Chord」に注目して研究をしてみました。
DiminishedはRoot、b3rd、b5th、bb7thというインターバルを持つコードで調性感が薄く、しばしばパッシングコードとして楽曲に現われてきます。
大抵の場合、無視してその楽曲のKeyのスケールを演奏しても特に楽曲にダメージを与える事もないので、放置しがちなのですが、そこに正しいスケールを持ってくる事で更にコントロールされたアドリブメロディーを生み出す事もでき、また解釈を大きくすることで面白いスケールで弾いたり、シンプルなアドリブコンセプトを持ってくる事ができます。
以下にアコースフィアで分析したDiminished Chordの解釈を書き留めておきたいと思います。

2013/11/10

五線譜とタブ譜がセットになった五段の譜面を作りました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

自分にあった一番書きやすい基本の譜面を求めて、今回もあたらしいタブ譜をつくってみました。
今度のは上が五線譜で、それに対応した下がタブ譜というベーシックなデザイン。
上におたまじゃくしでメロディを書いて、下に詳しい指使いを書き込んでおく、そして間の余白にコードトーンの有無や度数などを書き込んで分析につかう、という感じで使いたいなと思ってます。
みなさんもギターと音楽の勉強にこちらの譜面をお役立てくださいね!



2013/11/06

コラム: 楽譜という装置について考えた。

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターの勉強をはじめるには楽譜を読めなくてはいけないと誰もが考えているがほんとうにそうなのだろうか?

楽譜とはその昔、電気が発明されていない時代に音楽を保存して残す唯一のストレージデバイスだった。
現在はすべてのデータをデジタル化して残す事ができ、いつでもどこでも完璧に再現できる時代。
僕ももっぱら楽譜に記譜して残すよりも、iPhoneなどの動画撮影機能をつかって自分の演奏やアイデアを残すようにしている。
また偉大なアーティストにおいても楽譜がよめない、または苦手としている人が非常に多く、むしろ読めない事で音楽的な勘が発達してより良い演奏家になる人もいる。
楽譜という保存方法はすでに役目を終えている。

2013/11/02

Tuck&Pattiさんの演奏"One For All"を紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
素晴らしいアーティストの動画を紹介する企画"YouTube Recommend"。
第一回目の記事として紹介したいのは僕らAcousphereの永遠の憧れのアーティスト、"Tuck&Patti"さんです。

ボーカリストのPatti CathcartさんとギタリストTuck Andressさんによるボーカル&ギターデュオがTuck&Patti。
たくさんのボーカルギターデュオユニットの目標であり、たったふたりでの究極のアンサンブルを生み出したTuck&Pattiさん。
特におふたりの演奏による"Time After Time"は原曲を超えたアレンジメントとして有名で、YouTube上でもたくさんの音楽家のみなさんにカバーされています。



2013/11/01

iPadレコーディング、Audio Recorderを解説します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
だれでも簡単に音楽作品のレコーディングをはじめられるiPad版Garageband。
いろんな機能を試しながら理解を深めている自分ですが、今回は「Audio Recorder」の機能について考察してみたいと思います。

マイクの形のアイコンがAudio Recorder。
その名前の通り音を録音するモードなんですが、iPadについている内臓マイクを使っての録音と、ギターケーブル&マイクケーブルをiRigやApogee Jam経由でiPadにコネクトしてというふた通りの録音に対応しています。

僕の場合ギターの録音もAcoustic Guitarを使うことが多いのでGuitar AmpモードよりもこちらAudio Recorderモードの方が相性が良くて、クリアに録音できるので助かってます。
歌以外のレコーディングにも使えるメインの録音モードと定義して良いのではないでしょうか。