2012/12/31

音楽コラム:ギター録音のマイクのポジショニング考 by Acousphere Shige


ミュージシャンの耳というものは年々変化してゆく。
経験を積み、学べば学ぶほど音の聞こえ方が変わってくる、というかむしろ感じ方、考え方が変わってくるのかもしれない。
同じ音を聞いているけれど、あるときは適正に聞こえ、あるときは邪魔に聞こえる。
それを「好み」という言葉で説明するのは簡単だが、その音を選択した由縁をハッキリさせておく必要がアーティストには必要である。
今の自分の音に対する感覚を書き記しておきたい。

2012/12/30

ギターのハーモニクスが出る原理を簡単に説明します! by Acousphere Shige


ギターの演奏用語でハーモニクスという言葉を聞いた事あるのではないでしょうか。
ハーモニクスとはギターの弦から倍音だけを取り出して演奏するテクニックで、本来基音として聞こえるはずの音の1オクターブ上の音程が透き通った透明な音色で響く現象です。
ギター以外の弦楽器でも同じ音を出す事ができ、クラシック音楽ではフラジオレットという呼び名でも呼ばれています。
ハーモニクスには触れて出す方法、叩いて出す方法などいろいろありますが、ここでは開放弦にふれて出すオープンハーモニクスについて説明したいと思います。

2012/12/29

Jazz Standard曲「Confirmation」をギターで弾く際の指使いをTab譜で説明します! by Acousphere Shige


Acousphere奥沢です!
Jazzのスタンダード曲「Confirmation」はサックス奏者チャーリー・パーカーの代表作で、
誰でも一度は弾いてみたくなるメロディですよね。
でもこのメロディはサックスで吹くためにかかれたメロディなので、
ギターで弾こうとするととても難しい指使いになってしまいます。
今回はこの「Confirmation」のメロディをギターで弾く上で、
一番リーズナブルな運指はどんな形なのか、
何度も演奏しながら推考してみました。
もちろんどれが正解、というのがないのがギター道ですけれども、
現時点で僕が考えうる一番よい指使いがこれではないかな
と思うものを掲載しておきますので、
ぜひみなさんの演奏の参考にしてもらえればと思います。

2012/12/26

音楽コラム:ワーキングミュージシャンという考え方 by Acousphere Shige

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere 奥沢です!
今回の記事では過去に僕が書いたコラムの中から「ワーキング・ミュージシャン」という考え方を紹介したいと思います。

2011年の現在、日々ブログメディアから入ってくるニュースに目を通す限り日本の音楽文化は衰退の一途をたどっているように僕は感じます。
これまでのビジネスモデルが崩壊してレコード会社やマネジメントオフィスの存在意義が薄れてきた現在において、ミュージシャン側も既存のエコシステムを使わないでライフスタイルを構築してゆかなくてはならなくなりました。
既存のビジネスでは生活が成り立たない故に近年の音楽はスポンサードされたものが主流になり、メッセージ性やアート性は減少してしまいました。
音楽の純粋科学的アプローチも衰退しSteve Reichのミニマルミュージックのような発明品のような音楽も多くはありません。
音楽ビジネスモデルの激変が音楽文化そのものに暗い影を落としている現代において、自由な作風や音楽的実験を重ねる為には既存のビジネスモデルではない生き方を確立することがキーではないでしょうか。
そのひとつが「ワーキング・ミュージシャン」という生き方かと思います。
以下に以前書いた記事を掲載したいと思います!



2012/12/24

Walking Bass Styleのギター演奏のアレンジをつくるアイデアを譜例で説明します! by Acousphere Shige


Acousphere奥沢です!
ギターの伴奏の方法の中に「Walking Bass Rhythms」というものがあります。
これはジャズバンドの中でベーシストとギタリストが演奏するパートを、ギタリストひとりで演奏するというなかなか高度な演奏スタイルで、たくさんのギタリストの憧れの演奏です。

僕もバークリー留学時代にこのスタイルを知り、Joe PassやTuck&Pattiをたくさん聞き込んで必死に勉強しました。
当時は彼らの演奏を真似るのが精一杯で、どういった仕組みでできているのかなどコンセプトを見抜けないでいましたが、わかってくるとシンプルな部分もあって、そのコツさえわかれば誰でもすぐに演奏できると思います。
それでは初歩のWalking Bass Rhythmsのアレンジ法を説明したいと思います。


2012/12/21

ジャズギター「Walking Bass Style」の練習方法を説明します! by Acousphere Shige

ジャズをギターで弾く時はメロディとアドリブが主体になることが多いのですが、ジャズのグルーヴそのものを伴奏として演奏する「Walking Bass Rhythms」というスタイルも人気があります。
これは通常ジャズのベーシストが弾いている Walking Bass Line をギタリストがコードプレイの間に一緒に演奏するというスタイルで、まるでジャズのバンド全員がそこにいるかのような雰囲気の伴奏を弾く事ができるものです。

この伴奏スタイルを学ぶ上で大切になってくる知識が「インバージョン」です。
これは日本語では「転回形」といわれていまして、コードの和音の並び方をかえて兄弟のコードのように扱ってゆくという考え方です。
この転回形を覚えると Walking Bass をしながらもギターのフィンガーボードのあらゆる場所でコードトーンを弾き続けることができるようになるのです。

実際のジャズの楽曲の中でこの Walking Bass Rhythms を作り込んで練習するのもいい方法ですが、基本の練習とフレキシビリティを伸ばす為に転回形をつかった基礎練習をしておくのもおすすめします!


2012/12/19

フィンガーピッキングの基本ポジショニングを説明します! by Acousphere Shige


フィンガーピッキングでギターを弾く場合、親指、人差し指、中指、薬指の4本を使って弦を弾くのが基本です。
もちろん上級者になってくれば決めごともなく自由に指を使えるようになりますが、最初のうちは触る場所を決めておく事で安定した演奏の基本ポジションを身体に覚え込ませる事ができます。
今回の記事では僕がおすすめする3つの基本ポジションについて説明します。

2012/12/16

指でギターをストロークする奏法のコツを説明します! by Acousphere Shige


ピックを使わないフィンガーピッキングスタイルでの演奏時にもストローク的なサウンドが必要になる事があります。
その場合に役に立つのがフィンガーストロークというテクニックです。
これはその名の通り指を使ってストローク奏法するというもので、指をピックがわりに使って演奏するのが特徴です。
ピックに比べてマイルドな音がしますが、リズミカルな演奏をするにはこれでも十分です。
リズムの具体的なパターンはストローク奏法と同じなので、あとはいかに指を弦に当てるかがポイントになってきます。

2012/12/13

ギターシンセの使い方アイデアと音色を動画で説明します! by Acousphere Shige


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
ギター機材にまつわるテクノロジーというのは常に進化し続けています。
その中でもようやく面白いなと僕らが最近思い始めたのがギターシンセサイザーです。
これはギターから多種多様な音色が出るという派手な機材で、テクノロジー自体はとても古くからあるものですが、なかなか使いこなすのが難しいという代物。
とにかくド派手に鳴ってくれちゃいますので、自然に聞かせるのがかえって難しいのですよね。



2012/12/10

ループエフェクターRC-20の使用レビュー動画をアップ! by Acousphere Shige


ギターは様々なエフェクターと接続することで自分らしい音色をつくったり新しい演奏やパフォーマンスを見せる事ができて楽しいですよね。
でもそのエフェクターの魅力を引き出したりかっこよく使うには研究やアイデアが必要で、それが見つからないとせっかく買ったエフェクターもタンスの肥やしになってしまうんですよね。
かくいう僕自身、長年使いこなすことができなかったエフェクターがあります。
それがこのLoop Station RC-20なんですが、最近ダンスグルーヴをもう一歩踏み込んでギターで作れないかな、と思いしばし実験をしてきました。

2012/12/08

名曲「Dance With Me」をウクレレデュオで演奏するアレンジを動画で説明します!

Acosuphere奥沢です!
この1年はギターよりもウクレレを弾く機会が多かった自分ですが、最近の日本でのウクレレ熱はそうとうなものだと感じています!
ギターは敷居が高くて難しそう(そんなことないんですよ!)と思う方も多く、それでも楽器演奏をしたいという方はみんなウクレレに流れてしまっている現状。
ギタリストとしてはさびしく思ってしまいますが、まずはウクレレをこちらも教えてそこから少しでもギターに興味をもってもらえればとがんばっています!
まあ、どっちも素晴らしい楽器ですし、音楽を好きになって楽しんでもらえたらどっちでもいいんですけどね!
今回の記事ではアコースフィアのアレンジによる「Dance With Me」のウクレレデュオバージョンの弾き方を紹介したいと思います!
相棒清水くんとDellaからリリースしたアルバム「家カフェ」の収録用に2006年にアレンジしたものです。
自分で言うのもなんですが、あれから6年経た今きいても色あせない素敵なアレンジメントだと思います!
簡単なストローク伴奏によるアレンジメントになっていますので、ぜひウクレレが好きな皆さんは演奏にトライしてみてくださいね!

トラベルギター「Lap Stick」を演奏してみました! by Acousphere Shige


Acousphere奥沢です!
このところ紹介してきましたLap Stickですが、ほんとうにコンパクトでしっかりしていて、弾いて楽しいギターです。
でも小さいので演奏するのは大変じゃないのかなと思いますよね?
そのへんについてのレビューはやはり動画が一番!
ということでAcousphereのレパートリーであるAi No CorridaをLap Stickとウクレレをつかって演奏してみました。
お楽しみください!

2012/12/06

Tuck AndressさんのMan In The Mirrorソロギターの弾き方を動画で解説します! by Acousphere Shige


Acousphere奥沢です!
2008年の11月に僕が制作してYouTubeにアップロードしたTuck AndressさんバージョンのMan In The Mirrorの弾き方のビデオを紹介したいと思います。
この曲、元はもちろんMichael Jacksonの大ヒットナンバーなんですが、TuckさんのすごいところはMichaelの歌声、歌詞の内容を感じさせるメロディをソロギターの中からきかせてしまうところだと思います。
その分、非常に難しくて繊細な演奏を要求されるのですが、少しずつ練習してゆけば僕のようになんとかTuckさんのプレイに似た感じで弾けるようになると思います!

2012/12/04

ギターのレギュラーチューニングを図解で説明します! by Acousphere Shige


ギターを弾き始める前にまずやらなくてはならない作業、それは「チューニング」です!
チューニングとは調弦のことで、ギターの6本ある弦を決められた一定の音程に合わせる作業の事をさしていいます。
このチューニングを正しく行っていないと、どのコードを弾いてもピッチが合わなくて気持ち悪いですし、他の楽器とのセッションもままなりません!
ここでは最もよく使われるチューニング「レギュラー・チューニング」の合わせ方を説明したいと思います!

2012/12/02

ギターを弾く際の左手の基本形を作るコンセプト「Inposition」を説明します! by Acousphere Shige


「ギターを上手に弾くという事はどういうことだろう?」という問いは自分の中にいつもあります。
これはギターを弾く人それぞれが自分の答えをみつけれことができればそれでいいのかもしれませんが、今の僕にとって上手に弾くというのは「ちゃんとコントロールする」ということなのかなと思っています。
さてギターをコントロールするには正しくギターを持つ事がとても大事になってきます。
そんな中やくにたつ基本のテクニックが「Inposition」になります。
その名のとおり、「ポジションの中で演奏をおこなう」という意味で、バークリーのギターラボに入るとまっ先に教えられる基本のテクニックです。
ジャズの演奏家の左手が安定していながらも流麗に動けるのはこのテクニックのおかげです。
しかし現実にはインポジションでは弾けないフレーズも多々ありますので、実際の曲では自由に運指しているのですが、それにしても基本にインポジションの感覚がついているからこそできることなんですね。
以下にインポジションとは何か、そして練習法、運指法について写真と文章で説明していきますので、ぜひとも身につけてギターが身体の一部になるように努力してください。

2012/11/30

*ギタリストのプロモ撮影の友!マンフロット三脚購入レビュー!

Acousphere奥沢です!

先日うちのレコードレーベル所属アーティストのプロモーションビデオを鎌倉で撮影しました!
深夜に車を走らせて夜明けの海を背景に演奏してる動画と美しい海を録画しようと盛り上がり、2:00に荻窪を出発して鎌倉は由比ヶ浜へ。

今回録画したい風景は夜明けの海岸線。
短いマジックアワーの中で動画をいっぱい撮りたいと考え機動力をあげようと思い三脚を新調しました!

僕の選んだのはマンフロットというメーカーの三脚。
以前使っていたビデオカメラ用の三脚とはだいぶん違うコンセプトでデザインされているんですが、今までの経験からいうとこういうタイプの方が僕には使いやすいのではないかと考えました!
結果からいうと使いやすくて大満足の良い三脚!
なのでおすすめレビューを書いておこうと思います!



2012/11/27

*音楽コラム: ウォーキングベース伴奏を学ぶきっかけ

Acousphere奥沢です!
1995年に僕がバークリー音楽院に留学したとき、僕の周りには同い年でもすごくジャズのアドリブやメロディ演奏が上手な人がたくさんいました。
僕はもともとフォークやニューエイジのソロギタースタイルで演奏していたので当時はジャズギタリストについてゆけず気後れしてしまいましたが、そのおかげで「自分らしいやりかたでジャズをできるようになるにはどうしたらいいのか?」という事を強く考えるようになりました。
そんな中、僕はアドリブやメロディプレイではなく、ジャズのグルーヴを伴奏で再現するスタイルが自分らしいのではないかと思うようになったのです。

2012/11/24

*iPadレコーディング!サンプラー機能を詳しく解説!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
最近はまっているiPadを使ってのレコーディング。
音色のクオリティなどの面でいえばもちろんちゃんとしたMac Bookを使っての録音の方が良いレコーディングができますが、どこでも簡単に音楽を形にできる点と使いやすいユーザーインターフェースではiPadのGaragebandが上!
なので僕もこちらを活用するようになってきました。
今回はそのiPadのGaragebandの機能の中から「Sampler」を紹介したいと思います。
サンプラーとは音を取り込んで、その音を楽器のように扱うことができるようになる機能のこと。
車のクラクションや自分の叫び声などなんでも音楽的にすることができる発明品なんですね。
いまのポップスやダンスミュージックでは欠かすことのできない存在になってるサンプラーですが、iPadでも気軽に使えるようになったなんてすごい時代です。
昔はサンプラー本体が数十万円したんですよ。

2012/11/21

*ギターのテクニック!ピッキング・ハーモニクスの出し方!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ピッキングハーモニクスは人工ハーモニクスなどとも呼ばれています。
ハーモニクスが出るポイントを左手で押弦することで変化させ、演奏者の望む音程のハーモニクスサウンドを得る事ができるテクニックです。
これによりハーモニクスの音色でメロディを弾く事やできるようになります。
あらゆるコード和音をハーモニクスの音色で発音したりできるようにもなり、表現の幅がとても大きく広がります。
近年のギタリストはこの奏法を身につけるのが当たり前になってきていますし、それにより新しい音楽を作っている素晴らしいアーティストがたくさんいると思います。
難しいテクニックではありますがギターのプロを目指す皆さんは頑張って取り組んで、自分の標準テクニックのうちに取り込んでほしいと思います!

2012/11/18

*Sadowskyのエレガットレビュー!すばらしきデザイン言語!

Acousphere奥沢です!
僕の開講するプライベートギターレッスンに長くきている生徒さんが念願のエレガットギターを手に入れました!
いくつかの候補の中から一緒に考察を重ねてこれだ!と決めた一本はなんとSadowskyのエレガット!
きっと派手なカラーの一本なのかなと思いながらケースを開けてびっくり!
なんとナチュラルカラーのSadowsky!
いやーこういうアコースティックなカラーリングのモデルがあるんですね。
Sadowskyというと高くて手が出ないギターというイメージがあったのですが、なんでも東京の工房にて生産したモデルが登場したみたいで、それでカラーリングも変わったのですね。
おまけに良心的な価格で手に入れられるようになったのも嬉しいですね!
このギターは伴奏にもメロディ弾きにも使えるオールマイティなギターなのでみなさんにおすすめします!

*ジャズアドリブの王道フレーズを動画で紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
王道のストレート アヘッドなジャズを聞かせてくれる名手ジョン ピザレリ!
お父さんのバッキー ピザレリさんもジャズ ギタリストという生粋のジャズマンであり、珍しい7弦ギターの弾き手でもあります。
そのジョン ピザレリのジャズ演奏ですがとてもジャズらしくてしかも使い勝手の良いフレーズが多いんですよね。
アドリブフレーズとして使えそうなフレーズを抜粋してYouTube動画にしてみましたので参考にしつつ練習してみてほしいと思います!
楽曲はジャズのスタンダード曲の中から「I Got Rhythm」。
いわゆる早いリズム チェンジというコード進行を使った名曲ですよ!

2012/11/15

*Acousphereのレコーディングスタジオを紹介!スピーカーなど編!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!

ここ最近、弟子たちの音源の録音が終わり、
僕によるマスタリング作業が忙しくなってきました。
ギターや歌の音色を綺麗に補正して
聞きやすくするだけでなくミックスによって
その楽曲の魅力をふくらましたりするマスタリング。

この作業をよりよく完遂するためには機材も大事です。
今回はAcousphere StudioのMastering Roomの機材と
配線についてレポートします!

まずこちら電源タップ。
アメリカなどで使用する3口の形状のものを使います。
これで余分なノイズなどをアースに流して
よりきれいな電気を確保できるという訳ですね。




2012/11/12

*YouTube Recommend - ストップモーションに感動したPeter GabrielのSledge Hummer!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
僕のおすすめする音楽をYouTube動画と共に紹介するシリーズ「YouTube Recommend」の今回はPeter Gabrielのビデオクリップ「Sledge Hummer」をお届けしたいと思います!

イギリスのプログレッシヴロックバンド「Genesis」のボーカリストとして活動をしたのちに自身のソロ名義で活動をはじめたPeter Gabriel。
社会派な歌詞と問題提起、アーティスティックなビデオクリップや写真と中学生の僕から見ても芸術家としての印象が強いのですが、もちろん音楽はそれ以上に素晴らしく感動的です。
アフリカのリズムなどワールドミュージックの影響を強く受けて作り出されたPeterの音楽は、まさに大地の響きのそのもの。
包容力や父性といったものを感じる雄大な音楽をきかせてくれます。
僕も落ち込んだり悲しい気持ちの時に彼の音楽を聴き、その度に元気や勇気をいただいて支えてもらってきました。



2012/11/09

*Joe PassのTake The A Trainをアナライズしました!


Acousphere奥沢です!
コードソロといえば誰もが一度はあこがれるジャズギターのスタイルですよね。
そのコードソロの開祖ともいうべき人がこのジョー・パスです。
コードソロを学ぶのに一番いいことはとにかく誰かのコードソロをコピーして弾いてみることです。
するとそこから何らかのコンセプトが必ず見えてきます。
ただ弾けるようになるだけでなく分析し、考えながら弾くことがとても大切です。
ここではジョー・パスのコードソロの譜面とそこから見えてくるいくつかのコンセプトをアナライズしたものを紹介しますので、是非弾いてみてそして彼のシンプルで素晴らしいコンセプトを盗みとってください。

2012/11/06

*ミニギターUGに自分でストラップピンをつけてみる

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

いつも練習や旅先などでたのしく弾いているミニギターUGですが、僕の購入したモデルはピックアップもついてないタイプなのでエンドピンがなく、これまでは座ったポジションで弾くか、右手や左手で抱えながらウクレレを弾く要領で演奏していました。
でもちゃんと練習し、正しい演奏を身につけるにはギター自体が安定していなくてはいけません。
こんな当たり前のことですがなかなかリペアする時間もなかったので放置してきてしまいましたが、今日ようやくエンドピンを購入、そしてインストールすることができました。
あまり木工は得意ではないので(大工仕事的なものは大好きだが細かい作業が苦手)ヒヤヒヤしましたがなんとか自分でできましたので、ぼくの作業を通じてストラップピンのインストール方法を学んでいただければと思います。

多少の木工の作業については身につけておくと、ギターを自分好みにカスタマイズできるようになりますし、好きなピックアップと組み合わせたりしてオリジナルな音色をつくったりもできるので、みなさんも挑戦してみてくださいね!

2012/11/03

*音符の読み方を表にまとめて解説!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターが上達できるためには、ギターの勉強だけでなく音楽全般を理解する為に楽譜を読む事が不可欠!
楽譜が読める、書けるとミュージシャンとのコミュニケーションもより良くとれるようになって、音楽活動が更に楽しくなりますよ!
ここでは「音符の表記と長さ」を中心に図で説明していますので参考にしてみてください!

2012/10/31

*音楽コラム:弦とボディの組み合わせによって生まれる新しい音楽


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターには様々な種類のものがある。
それらは材質やデザインが異なるものであり、それぞれに長所短所を持ち合わせ、音楽のスタイルを決定するのに重要な役割を担っている。
カントリーミュージックを演奏するならマーチンのようなフラットトップギターが似合うだろうし音もマッチする。
ボサノヴァを演奏するならナイロン弦がはってあるクラシックギターがよく似合う。

ギターは長い年月の間にギターのデザインや音色、弦などの相性が磨き込まれて今の形になった。
だから買って来たそのままの状態で弾くのが一番ギターの特性を活かした良い音がする。
そして王道の演奏を行う事ができる。
が、ゆえに過去の偉人達が作った価値観の音楽を継承する以外にすべがなくなってしまうのも事実だ。

2012/10/28

*ギター各部の名称を覚えましょう!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターレッスンに通うと先生から「12フレットをおさえて!」とか「ピックガードに指をふれながら」とか専門用語がとびかいますよね。
その指示が的確にわかるようになるために、基礎中の基礎ですがギター各部の名称はしっかり覚えておきたいものですよね!
難しいもなにもなく、ただ覚えればいいので写真をみながらしっかりと記憶してもらえればよいと思います!

2012/10/25

*YoursongのAcousphereバージョン演奏動画を紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

2009年の春のある日、僕と清水君を被写体に、弟子のギタリスト麻生君をカメラマンにして撮影したYoursongのプロモーションビデオ。
まだ一眼レフの動画モードでの撮影の仕方もあまり良く理解していない中で、説明書をのんびりと読みながら菜の花亭の芝生の上で気持ちよく作業をしたことを覚えています。
音楽を中心に映像作品をつくったり、ライブをするためにいろんな土地を訪ねたりと、音楽家というライフスタイルは常に喜びに満ちあふれていますね。
いまはYouTubeやiTunes、Amazon MP3などのおかげで誰でも音楽家として生きてゆく事が可能な時代ですから、プロミュージシャン志望のみなさんもぜひ夢を叶えてほしいと思います!
そんなある日の映像をぜひご覧ください!

2012/10/22

*ギターの持ち方、アコギを立って弾く場合編!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

普段なにげなく持って弾いているギターですが、持ち方をよくするだけで演奏のしやすさがずいぶんと違ってきます!
今回はボディサイズの厚いアコースティックギターを立って弾く場合の基本ポジションの作り方を説明します。

2012/10/19

*Acoustic Sound Organization と Acousphere Toshi による "Isn't She Lovely" 演奏動画を紹介!



Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
時は2008年11月、まだ弟子のギタリスト麻生君がバークリー音楽院に留学をするまえにさかのぼります。
レストラン「菜の花亭」の休日に場所をかりて演奏動画を録画。
なんの用途のためにこの映像を編集したのか記憶が全くないんですが、でも青春の1ページみたいな感じで残しておいてよかったと思える映像ですね。
その後麻生君は無事アメリカはボストンにありますバークリー音楽院(今はバークリー音楽大学になったらしい)に留学し、ジャズの洗礼を受けにでかけ、そして帰国。
現在は都内のジャズの学校などでバリバリとセッションをこなし、立派なジャズギタリストとして活躍中!
ギタリストレポートにおいてもジャズのフレーズを中心に素晴らしい分析ができるようになりました。
これからの彼の音楽人生がとても楽しみです!

ギターレッスンコラム:演奏の上達を目指すならミニギターを持とう!

Acousphere奥沢です!
ギター演奏を上達したいというプレイヤー志向の方におすすめしたいのがミニギターです。
最近では旅にもってゆけるという意味の「トラベルギター」という言い方でも人気で、アコギやエレキを問わずたくさんのプロダクツが出てきています。
以前は遊びで使うおもちゃで、本格的な演奏には向いていないと僕自身も感じていたのですが、最近いくつものミニギターを所有して弾き比べていると、なかなかどうして素晴らしい演奏フィーリング。
おかげで練習できる場所も時間も多くなりました。
以下に良いところを列挙してゆきたいと思います!

2012/10/16

*ナイロン・ストリングス・ギターについて説明します!



Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターにはさまざまな種類があって、その特性に応じて演奏できる音楽ジャンルの幅がかわってきますよね。
なので購入前にそのへんの特性についてはちゃんと学んでおきたいですが、一番よいのは身の回りのギターが弾ける人に相談して一緒に買いにゆくこと、そして憧れのギタリストが使っているギターに近い形のものを買うということだと思います。
今回の記事ではナイロン弦がはってあるアコースティックギターについて、おおまかな説明と特性についてレポートしたいと思います!

2012/10/13

*音楽コラム : プロギタリストとしてのキャリアをスタートさせるために用意するべきもの


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
このサイトを読んでくださってる人の中にも本気でプロの音楽家を目指してる人がたくさんいるのではないでしょうか。
今回の記事ではそんなみなさんに向けて、僕が以前に作りましたサイト「プロギタリスト養成講座」から「プロとしてのキャリアをスタートさせるために持っていた方が良い道具」という記事を紹介したいと思います。
インターネットが普及した今の時代において、音楽で飯をたべてゆくという道は多種多様になり、みなさんもその方法論を知ればプロになる夢を叶える事は達成できると思います。
その為にもこれまで音楽家のライフスタイルや仕事の流れを学んでおいてほしいし、役立ててほしいと思います!

2012/10/10

*ギターの伴奏法2フィンガーピッキングをちょっと紹介!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

一部フォークギタリストやカントリーギタリストの間でささやかれているピッキングスタイルがこの2フィンガーピッキングです。
正式なスタイルとして確立しているとはいえないのですが、親指と人差し指のみを使い3フィンガーピッキング的なグルーヴを作り出すスタイルの事をいいます。
また人差し指と中指を使いメロディなどシングルノートプレイの指使いも2フィンガーピッキングといいますが、そちらはフィンガーピッキング・シングルノートプレイの項で紹介しますので、ここでは言及しません。
またクラシックの伴奏のパターンにも2本の指だけで演奏されるものがありますので、それも2フィンガーピッキングの一例として紹介しておきます。

2012/10/07

*Acousphere の "September" 演奏動画を紹介!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Earth Wind & Fire の名曲といえばなんといっても「September」ですよね!
明るい曲調にファンキーなグルーヴはコマーシャル等でもたくさん使われて、たくさんの人が愛する曲になりましたよね。
僕もこういった音楽に熱狂し聞いてきたファンの一人です。
なのでいつかこの曲を自分らしい解釈と、ギターだけで表現できないかなあと夢見ていたのですが、勉強の甲斐あってAcousphereらしい演奏で弾く事ができるようになりました!

2012/10/04

*フィンガーピッキング時の手の動かし方についてレポート!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングという言葉を聞くと指だけを動かして弾く奏法と思われるかもしれませんが、実際には指と同時に手全体を使い音を出しています。
手や腕全部の筋肉を上手に動かす事で指にかかる負担を軽減し、筋肉痛や腱鞘炎がおきにくくなります。
それだけでなく手を上手に使う事でより大きな音色が出るなど音楽的なよい部分もあります。
それでは実際にどのように手を動かすのがよいのか、どのように弦に力を伝達すればよいのかを説明したいと思います。

2012/10/01

*アーチド・トップ・ギターについて説明します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

これからギターをはじめようという皆さんは、はじめに手にするのは表面が平らな板で出来ていて、まあるいサウンドホールの空いたいわゆる「アコギ」と考えるのではないでしょうか。
もちろんそれも素晴らしい選択肢だと思いますが、僕としてのおすすめはこのアーチド・トップ・ギター、つまりジャズギターです。
ジャズギターという名前で呼ばれる方が多いので、初心者では扱う事ができない難しい楽器という印象があると思うのですが、実はアコギよりも柔らかいニッケル弦を張っていたり、弦高調整などのカスタマイズが容易に行える構造だったり、アンプにつながないでもアコギとして演奏できる利便性だったりと本当に扱いやすいギターなんですよ。
Acousphereのギター教室においてはこのギターを強くおすすめしています。
楽に楽しく弾けるので変な癖もつきにくいという部分もおすすめの理由です。
さて、そんなジャズギターの特性について簡単にレポートしてみます!

2012/09/30

小さなトライアドコードをたくさん覚えよう!指板上にひろがる図形をまとめました!

Acousphere奥沢です!
この数年ギターを弾く上で一番取り組んでいたコンセプトがあります。
それは「トライアドコードの理解と記憶」です。

ギターコードブックなどに掲載されているコードフォームは言うなれば「大きくてどっしりしたコード」です。
このトライアドコードは「小さくて汎用性が高いコード」で、ギターの指板上に無数の星座のように広がっているんですね。
これを覚えて練習しておくとソロギターが作りやすくなるとか、伴奏のバリエーションが増えるなどの効果があって、僕のようなコード主体のギタリストにとっては必須のアイデアなんですね。

このところようやく研究の成果をまとめはじめたので、こちらのサイトでも紹介したいと思います!
まずは基本となる3和音のトライアドコードフォームを弦セット毎にわけて分類したダイアグラムをまとめて掲載します!

メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を4、5、6弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。

2012/09/28

*2006年収録Acousphere "I Want You Back"演奏動画!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
Acousphereの活動も長いものでもう12年になります。
その間、いろんなコンセプトをたててずーっと音楽活動を続けてきました。
結成当初はまだインターネットの普及もこれからっていう時で、原宿の週末は路上ライブが花盛り。
ぼくらもその片隅で何時間も弾いたりしました。
その後どんどんインターネットが便利になり、とうとう自分たちで動画を配信できるようになったのが2006年でした。
そうYouTubeが世界にデビューした年ですね。
その情報を受けてすぐに清水君とふたりAcousphereのプロモーションビデオ制作を手探りから始めたのでした。
そんな5年前の若かりしAcousphereの演奏の動画を今回の記事では紹介したいと思います!

2012/09/25

*ギターの良いピッキングポジションを考察!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

フィンガーピッキングの基礎についての考察をここ最近していますが、今回は「ギターのどのあたりがピッキングポイントとして適正なのか」という問題について考察したいと思います。

2012/09/22

*YouTube Recommend - StingとDominic Miller珠玉のShape Of My Heartを紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
僕の尊敬するアーティストさんをどんどん紹介してゆきたいと思います!
今回は僕が中学生時代から今に至るまでずっとファンであり、聞き続けているアーティスト"Sting"を紹介したいと思います!

Stingは元々スタジオミュージシャンとして活動していた職人気質の腕利きベーシスト。
後に1978年にスチュアート コープランドに誘われて"Police"という伝説的ロックバンドを結成し有名になります。
Policeに在籍していたギタリスト、アンディ サマーズはロックギターの歴史に残るようなかっこよい"リフ"を数々世に送り出した名ギタリスト。
このバンドはメンバー全員がただ者ではないという奇跡的なロックバンドだったのではないでしょうか。



2012/09/19

*ギター弦の弾き方、爪がない場合編を説明します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

今回は指先の爪をのばしていない時のギター弦の弾き方についての説明をしたいと思います。
僕はギターの弾きはじめから最初の6年間くらいは爪を伸ばしていましたが、Tuck Andressさんのスタイルに出会い、学ぶようになってからは爪をのばさないで弾くスタイルに変化したという経緯があります。
どちらの奏法もそれぞれのメリットがありますので、そこは自分がどういうアプローチでギターを弾きたいかによると思いますが、爪がない方が指先の弦に対する当たり方に制限がなく、多用なリズムに対応できると思います。

2012/09/16

*アドリブにおけるディミニッシュコードに対するスケールを考察

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ここ数日、清水君と一緒にジャズスケールの解釈について、「Someday My Prince Will Come」を題材に分析作業を行っています。
特に今回は「Diminished Chord」に注目して研究をしてみました。
DiminishedはRoot、b3rd、b5th、bb7thというインターバルを持つコードで調性感が薄く、しばしばパッシングコードとして楽曲に現われてきます。
大抵の場合、無視してその楽曲のKeyのスケールを演奏しても特に楽曲にダメージを与える事もないので、放置しがちなのですが、そこに正しいスケールを持ってくる事で更にコントロールされたアドリブメロディーを生み出す事もでき、また解釈を大きくすることで面白いスケールで弾いたり、シンプルなアドリブコンセプトを持ってくる事ができます。
以下にアコースフィアで分析したDiminished Chordの解釈を書き留めておきたいと思います。

2012/09/13

*五線譜とタブ譜がセットになった五段の譜面をつくってみました!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

自分にあった一番書きやすい基本の譜面を求めて、今回もあたらしいタブ譜をつくってみました。
今度のは上が五線譜で、それに対応した下がタブ譜というベーシックなデザイン。
上におたまじゃくしでメロディを書いて、下に詳しい指使いを書き込んでおく、そして間の余白にコードトーンの有無や度数などを書き込んで分析につかう、という感じで使いたいなと思ってます。
みなさんもギターと音楽の勉強にこちらの譜面をお役立てくださいね!

2012/09/10

*音楽コラム: 楽譜という装置

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターの勉強をはじめるには楽譜を読めなくてはいけないと誰もが考えているがほんとうにそうなのだろうか?

楽譜とはその昔、電気が発明されていない時代に音楽を保存して残す唯一のストレージデバイスだった。
現在はすべてのデータをデジタル化して残す事ができ、いつでもどこでも完璧に再現できる時代。
僕ももっぱら楽譜に記譜して残すよりも、iPhoneなどの動画撮影機能をつかって自分の演奏やアイデアを残すようにしている。
また偉大なアーティストにおいても楽譜がよめない、または苦手としている人が非常に多く、むしろ読めない事で音楽的な勘が発達してより良い演奏家になる人もいる。
楽譜という保存方法はすでに役目を終えている。

2012/09/07

*YouTube Recommend ! - Tuck&PattiさんのOne For Allを紹介!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
素晴らしいアーティストの動画を紹介する企画"YouTube Recommend"。
第一回目の記事として紹介したいのは僕らAcousphereの永遠の憧れのアーティスト、"Tuck&Patti"さんです。

ボーカリストのPatti CathcartさんとギタリストTuck Andressさんによるボーカル&ギターデュオがTuck&Patti。
たくさんのボーカルギターデュオユニットの目標であり、たったふたりでの究極のアンサンブルを生み出したTuck&Pattiさん。
特におふたりの演奏による"Time After Time"は原曲を超えたアレンジメントとして有名で、YouTube上でもたくさんの音楽家のみなさんにカバーされています。

2012/09/04

*Audio Recorderを解説!iPadでのレコーディングに挑戦!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
だれでも簡単に音楽作品のレコーディングをはじめられるiPad版Garageband。
いろんな機能を試しながら理解を深めている自分ですが、今回は「Audio Recorder」の機能について考察してみたいと思います。

マイクの形のアイコンがAudio Recorder。
その名前の通り音を録音するモードなんですが、iPadについている内臓マイクを使っての録音と、ギターケーブル&マイクケーブルをiRigやApogee Jam経由でiPadにコネクトしてというふた通りの録音に対応しています。

僕の場合ギターの録音もAcoustic Guitarを使うことが多いのでGuitar AmpモードよりもこちらAudio Recorderモードの方が相性が良くて、クリアに録音できるので助かってます。
歌以外のレコーディングにも使えるメインの録音モードと定義して良いのではないでしょうか。

2012/09/01

*伴奏で使う3フィンガーピッキングの練習課題!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

3フィンガーピッキングとは右手の親指、人差し指、中指の3本の指だけを使って演奏するスタイルの事で、フォークなどの音楽ジャンルでよく見られるフィンガーピッキングのスタイルです。
また3フィンガーピッキングという言葉は演奏のグルーヴやリズムの事をさしてもいます。
なので3本の指で演奏すれば3フィンガーピッキングという訳ではなく、3フィンガーピッキング特有のリズムの演奏をしないといけないんですね。
同じパターンのピッキングを繰り返しす事で疾走感あるグルーヴを作り出すことが出来るのが3フィンガーピッキングです。
フォークからニューミュージックまで根底にこのグルーヴが流れている名曲がたくさんありますので、ぜひともマスターしたい伴奏テクニックです!
代表的な例をいくつか紹介したいと思います!

2012/08/29

*つかえるJazzフレーズを紹介!ピザレリさんフレーズ!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
アドリブやリフで使えるフレーズとしてジョン ピザレリさんのフレージングを動画で紹介したいと思います。

ジャズのフレーズは基本的にはアルペジオというものを中心に展開されているのですが、このアルペジオとはつまりコードトーンのことなんですね。
楽曲のコード進行が今Cmaj7というコードだったらそのCmaj7コードのコードトーンであるC,E,G,Bの音を中心にアドリブのメロディを作るのがアルペジオ。
このコンセプトや感覚がないと効率よい音使いができなくてソロがいい加減なものになりやすくなってしまうんですね。
なのでこれはギターを弾く人にとっては最重要練習課題のひとつでもあるんですね。

2012/08/26

*ギタリストの仕事を効率化!Incaseのキーボードケースをレビュー!


Acousphere奥沢です!
ギタリストとして生きてゆく為にはギターを弾いてるだけではダメな現代。
メールを書いたり、サイトに記事を書いたりとデジタル文書を作る事がとても大事な時代になりましたよね。
僕の文章作成の相棒はもっぱらMac Book Airなのですが、更にどこでも高効率な作業ができるよう考えてiPhone4やiPadにつながるBluetoothキーボードを持ち歩いています。
でもかばんの中で同じキーが押されてしまい気がつくとiPhoneが文字だらけだったり、キーボードの電池がきれていたりとうまく使えてませんでした。
Bluetoothキーボードのケースが必要と思いみつけたのがこちら「Incase Origami Workstation」。
折り紙ってところが日本的で気に入ったのですが、今日ようやく届きましたので使用感をレビューしたいと思います!