2011/12/31

#コラム:プロギタリストの定義とは?


インターネットの発展により個人が自由に情報を発信できる時代がやってきました。
いまやコンピューターさえ手元にあればレコーディングをして音楽作品をつくることも、ホームページを作って自分の活動の宣伝をすることも可能です。
かつてレコード会社にしかできなかったビジネスが誰でも簡単に行える現代においては、もはやプロフェッショナルとアマチュアという垣根は存在しないといえるのではないでしょうか。

ではプロとアマの境界線は演奏レベルによって線引きされているのでしょうか?
これも違うといえます。
楽譜が読めなくても、音楽理論がわからなくても素晴らしい演奏をきかせてくれるミュージシャンはたくさんいます。
またそれらの高度な知識や技術を身につけていてもアマチュアとして素敵な音楽を作り続けているミュージシャンもたくさんいます。
音楽の優劣はレベルでは決してないのです。



2011/12/30

#Bartolini TXE ピックアップ使用レビュー


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です。
ギターから良い音を出したいというのはギタリスト共通のこだわりですよね。
アコースフィアのギターには「バルトリーニ社」のピックアップを採用しています。
今まで試した中では一番好きなトーンをしてますし、Tuck Andressさんの音色に一番ちかいと言えるピックアップですね。
その使用感をレビューしますので、ピックアップ選びの参考にしてください!

2011/12/29

#アルペジオ奏法の練習譜面を掲載します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

アルペジオとは元々「分散和音」という意味の言葉です。
和音を同時にならすのではなく、ひとつずつバラしてメロディアスに弾く演奏方法のことをいいます。
ギターのフィンガーピッキングスタイルではコードフォームを押さえた状態で、指を使って弦を順番に弾くことをアルペジオといいます。
アルペジオのパターンは通常親指、人差し指、中指、小指の4本を使って演奏されます。
まれに小指を使う場合もありますが、多くのギタリストはピッキングを安定させる目的で小指使い、ボディに触れるようにしています。
バラードなどゆったりとしたリズムの楽曲と相性が良い弾き方といえます。

2011/12/28

#ギターのスラッピング奏法の練習法を紹介します!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

エレクトリックベースの演奏法に「チョッパー」という奏法があります。
英語圏では「スラッピング」という言葉で紹介されていますが、弦をつま弾くのではなく、指で叩いて(打弦して)音を出す奏法になります。
とてもパーカッシヴな音色がしてファンキーに聞こえるのですが、ギターでもこのスラッピングを活用することができます。
このテクニックを使えばギターでもベースのようなブーミーな低音が聞こえますし、またメロディを弾いても面白い効果が期待できます。
それでは早速フィンガースラッピングの指使い、テクニックを紹介したいと思います。

Sadowskyのエレガットレビュー!すばらしきデザイン言語!

Acousphere奥沢です!
僕の開講するプライベートギターレッスンに長くきている生徒さんが念願のエレガットギターを手に入れました!
いくつかの候補の中から一緒に考察を重ねてこれだ!と決めた一本はなんとSadowskyのエレガット!
きっと派手なカラーの一本なのかなと思いながらケースを開けてびっくり!
なんとナチュラルカラーのSadowsky!
いやーこういうアコースティックなカラーリングのモデルがあるんですね。
Sadowskyというと高くて手が出ないギターというイメージがあったのですが、なんでも東京の工房にて生産したモデルが登場したみたいで、それでカラーリングも変わったのですね。
おまけに良心的な価格で手に入れられるようになったのも嬉しいですね!
このギターは伴奏にもメロディ弾きにも使えるオールマイティなギターなのでみなさんにおすすめします!



2011/12/27

#Lap StickでAi No Corridaを弾いてみました!


Acousphere奥沢です!
このところ紹介してきましたLap Stickですが、ほんとうにコンパクトでしっかりしていて、弾いて楽しいギターです。
でも小さいので演奏するのは大変じゃないのかなと思いますよね?
そのへんについてのレビューはやはり動画が一番!
ということでAcousphereのレパートリーであるAi No CorridaをLap Stickとウクレレをつかって演奏してみました。
お楽しみください!

2011/12/26

#滑らかに演奏するコツを解説!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターで伴奏を弾いているときにどうも滑らかに弾けないなあというお悩みがある人は多いのではないでしょうか?
伴奏ではコードフォームからコードフォームへと左手が変化してゆくのですが、押さえる場所が多くて変化が大きいのが問題点。
それゆえにつなぎの部分で演奏が遅れてしまったりするんですね。
これを解決して滑らかに演奏するにはまず、「コード変化の間に起こっているタスクを理解する」ことが大事です。
それではそれについて説明してゆき、滑らかにコードチェンジできるためのイディオムを紹介したいと思います。



2011/12/25

#フィンガーボードの最適な押さえ場所とは?


ギターの指板にはフレットという金属の金具が付いていますよね。
そしてそこを押さえる事で弦の振動する長さが変わって、音程が変化するというのがギターのそもそもの現象なんですが、では実際にはフレットのどの辺を指で押さえると一番良い音が出るのでしょうか?
フレットとフレットのちょうどまん中を押さえるのが良いのか、それとも際を押さえるのがいいのか?
実はこのちょっとした押さえる場所の違いで、指にかかる力が変化して弾きやすくなったり、音色がくっきりと聞こえて来たりするんですね。
今回は正確にどこを押さえるべきか、またその理由を説明してみたいと思います!



2011/12/24

#コラム:最適なギター録音のマイクポイントの考察


ミュージシャンの耳というものは年々変化してゆく。
経験を積み、学べば学ぶほど音の聞こえ方が変わってくる、というかむしろ感じ方、考え方が変わってくるのかもしれない。
同じ音を聞いているけれど、あるときは適正に聞こえ、あるときは邪魔に聞こえる。
それを「好み」という言葉で説明するのは簡単だが、その音を選択した由縁をハッキリさせておく必要がアーティストには必要である。
今の自分の音に対する感覚を書き記しておきたい。

2011/12/23

#ハーモニクスの出る原理を解説!オープンハーモニクス編!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターの演奏用語でハーモニクスという言葉を聞いた事あるのではないでしょうか。
ハーモニクスとはギターの弦から倍音だけを取り出して演奏するテクニックで、本来基音として聞こえるはずの音の1オクターブ上の音程が透き通った透明な音色で響く現象です。
ギター以外の弦楽器でも同じ音を出す事ができ、クラシック音楽ではフラジオレットという呼び名でも呼ばれています。
ハーモニクスには触れて出す方法、叩いて出す方法などいろいろありますが、ここでは開放弦にふれて出すオープンハーモニクスについて説明したいと思います。

2011/12/22

#Jazzのスタンダード曲 "Confirmation" のメロディを弾く時の指使いを考察!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
Jazzのスタンダード曲「Confirmation」はサックス奏者チャーリー・パーカーの代表作で、
誰でも一度は弾いてみたくなるメロディですよね。
でもこのメロディはサックスで吹くためにかかれたメロディなので、
ギターで弾こうとするととても難しい指使いになってしまいます。
今回はこの「Confirmation」のメロディをギターで弾く上で、
一番リーズナブルな運指はどんな形なのか、
何度も演奏しながら推考してみました。
もちろんどれが正解、というのがないのがギター道ですけれども、
現時点で僕が考えうる一番よい指使いがこれではないかな
と思うものを掲載しておきますので、
ぜひみなさんの演奏の参考にしてもらえればと思います。



2011/12/21

#コラム: ワーキングミュージシャンという考え方

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere 奥沢です!
今回の記事では過去に僕が書いたコラムの中から「ワーキング・ミュージシャン」という考え方を紹介したいと思います。

2011年の現在、日々ブログメディアから入ってくるニュースに目を通す限り日本の音楽文化は衰退の一途をたどっているように僕は感じます。
これまでのビジネスモデルが崩壊してレコード会社やマネジメントオフィスの存在意義が薄れてきた現在において、ミュージシャン側も既存のエコシステムを使わないでライフスタイルを構築してゆかなくてはならなくなりました。
既存のビジネスでは生活が成り立たない故に近年の音楽はスポンサードされたものが主流になり、メッセージ性やアート性は減少してしまいました。
音楽の純粋科学的アプローチも衰退しSteve Reichのミニマルミュージックのような発明品のような音楽も多くはありません。
音楽ビジネスモデルの激変が音楽文化そのものに暗い影を落としている現代において、自由な作風や音楽的実験を重ねる為には既存のビジネスモデルではない生き方を確立することがキーではないでしょうか。
そのひとつが「ワーキング・ミュージシャン」という生き方かと思います。
以下に以前書いた記事を掲載したいと思います!



2011/12/20

#Lap Stickを写真でレビューします!


ギターが大好きな人はわかってくださると思いますが、僕たちギター大好き人間は、旅にでかけるときも、仕事で出張にゆくときも、キャンプにいくときも、正月に帰省するときも、かならずギターを持ってゆきたい!という気持ちになりますよね。
とにかくギターに触れていたいと思うのは愛情なのか、はたまた禁断症状なのか。
でも僕の経験上、持ってゆくとかならず良い出来事がありますね。
出会った人にギター演奏をプレゼントして友達になったりとか。
でも大きなギターはかさばるし重いし、気軽に町中や旅先で持ち歩き続けるのは不可能です。
そんな時はトラベルギターが一番!
僕がAcousphereのライブツアー時にバックアップとして使っているトラベルギター「Lap Stick」を、今回はカスタマイズしたポイントも含めてレビューします!

2011/12/19

#ウォーキングベーススタイルのギター伴奏のアレンジ法


Acousphere奥沢です!

ギターの伴奏の方法の中に「Walking Bass Rhythms」というものがあります。

これはジャズバンドの中でベーシストとギタリストが演奏するパートを、ギタリストひとりで演奏するというなかなか高度な演奏スタイルで、たくさんのギタリストの憧れの演奏です。

僕もバークリー留学時代にこのスタイルを知り、Joe PassやTuck&Pattiをたくさん聞き込んで必死に勉強しました。

当時は彼らの演奏を真似るのが精一杯で、どういった仕組みでできているのかなどコンセプトを見抜けないでいましたが、わかってくるとシンプルな部分もあって、そのコツさえわかれば誰でもすぐに演奏できると思います。

それでは初歩のWalking Bass Rhythmsのアレンジ法を説明したいと思います。


Acousphereのレコーディングスタジオを紹介!スピーカーなど編!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!

ここ最近、弟子たちの音源の録音が終わり、
僕によるマスタリング作業が忙しくなってきました。
ギターや歌の音色を綺麗に補正して
聞きやすくするだけでなくミックスによって
その楽曲の魅力をふくらましたりするマスタリング。

この作業をよりよく完遂するためには機材も大事です。
今回はAcousphere StudioのMastering Roomの機材と
配線についてレポートします!

まずこちら電源タップ。
アメリカなどで使用する3口の形状のものを使います。
これで余分なノイズなどをアースに流して
よりきれいな電気を確保できるという訳ですね。




2011/12/18

#メジャーセブンスコードの転回形をつかった Walking Bass Guitar Style の練習例を動画でレビュー!

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

ジャズをギターで弾く時はメロディとアドリブが主体になることが多いのですが、ジャズのグルーヴそのものを伴奏として演奏する「Walking Bass Rhythms」というスタイルも人気があります。
これは通常ジャズのベーシストが弾いている Walking Bass Line をギタリストがコードプレイの間に一緒に演奏するというスタイルで、まるでジャズのバンド全員がそこにいるかのような雰囲気の伴奏を弾く事ができるものです。

この伴奏スタイルを学ぶ上で大切になってくる知識が「インバージョン」です。
これは日本語では「転回形」といわれていまして、コードの和音の並び方をかえて兄弟のコードのように扱ってゆくという考え方です。
この転回形を覚えると Walking Bass をしながらもギターのフィンガーボードのあらゆる場所でコードトーンを弾き続けることができるようになるのです。

実際のジャズの楽曲の中でこの Walking Bass Rhythms を作り込んで練習するのもいい方法ですが、基本の練習とフレキシビリティを伸ばす為に転回形をつかった基礎練習をしておくのもおすすめします!



2011/12/17

#フィンガーピッキングでの指の基本配置を説明します!


フィンガーピッキングでギターを弾く場合、親指、人差し指、中指、薬指の4本を使って弦を弾くのが基本です。
もちろん上級者になってくれば決めごともなく自由に指を使えるようになりますが、最初のうちは触る場所を決めておく事で安定した演奏の基本ポジションを身体に覚え込ませる事ができます。
今回の記事では僕がおすすめする3つの基本ポジションについて説明します。

2011/12/16

#指先でストロークするフィンガー・ストローク・テクニックを解説!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ピックを使わないフィンガーピッキングスタイルでの演奏時にもストローク的なサウンドが必要になる事があります。
その場合に役に立つのがフィンガーストロークというテクニックです。
これはその名の通り指を使ってストローク奏法するというもので、指をピックがわりに使って演奏するのが特徴です。
ピックに比べてマイルドな音がしますが、リズミカルな演奏をするにはこれでも十分です。
リズムの具体的なパターンはストローク奏法と同じなので、あとはいかに指を弦に当てるかがポイントになってきます。

2011/12/15

#ギターシンセの音色を動画で紹介します!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
ギター機材にまつわるテクノロジーというのは常に進化し続けています。
その中でもようやく面白いなと僕らが最近思い始めたのがギターシンセサイザーです。
これはギターから多種多様な音色が出るという派手な機材で、テクノロジー自体はとても古くからあるものですが、なかなか使いこなすのが難しいという代物。
とにかくド派手に鳴ってくれちゃいますので、自然に聞かせるのがかえって難しいのですよね。



2011/12/14

#ローランドのエフェクターRC-20の使い方アイデア


ギターは様々なエフェクターと接続することで自分らしい音色をつくったり新しい演奏やパフォーマンスを見せる事ができて楽しいですよね。
でもそのエフェクターの魅力を引き出したりかっこよく使うには研究やアイデアが必要で、それが見つからないとせっかく買ったエフェクターもタンスの肥やしになってしまうんですよね。
かくいう僕自身、長年使いこなすことができなかったエフェクターがあります。
それがこのLoop Station RC-20なんですが、最近ダンスグルーヴをもう一歩踏み込んでギターで作れないかな、と思いしばし実験をしてきました。

2011/12/13

#Lap StickをRadio Acousphereにて演奏しました!曲はAi No Corrida !


Acousphere奥沢です!
このところ紹介してきましたLap Stickですが、ほんとうにコンパクトでしっかりしていて、弾いて楽しいギターです。
でも小さいので演奏するのは大変じゃないのかなと思いますよね?
そのへんについてのレビューはやはり動画が一番!
ということでAcousphereのレパートリーであるAi No CorridaをLap Stickとウクレレをつかって演奏してみました。
お楽しみください!

2011/12/10

#Tuck AndressさんのソロギターMan In The Mirrorを動画で解説!


Acousphere奥沢です!
2008年の11月に僕が制作してYouTubeにアップロードしたTuck AndressさんバージョンのMan In The Mirrorの弾き方のビデオを紹介したいと思います。
この曲、元はもちろんMichael Jacksonの大ヒットナンバーなんですが、TuckさんのすごいところはMichaelの歌声、歌詞の内容を感じさせるメロディをソロギターの中からきかせてしまうところだと思います。
その分、非常に難しくて繊細な演奏を要求されるのですが、少しずつ練習してゆけば僕のようになんとかTuckさんのプレイに似た感じで弾けるようになると思います!

2011/12/09

#ギターのチューニングについて図解で説明します


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターを弾き始める前にまずやらなくてはならない作業、それは「チューニング」ですよね!
チューニングとは調弦のことで、ギターの6本ある弦を決められた一定の音程に合わせる作業の事をさしていいます。
このチューニングを正しく行っていないと、どのコードを弾いてもピッチが合わなくて気持ち悪いですし、他の楽器とのセッションもままなりません!
ここでは最もよく使われるチューニング「レギュラー・チューニング」の合わせ方を説明したいと思います!

2011/12/08

#安定した左手の形をつくるInpositionというコンセプト



Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

「ギターを上手に弾くという事はどういうことだろう?」という問いは自分の中にいつもあります。
これはギターを弾く人それぞれが自分の答えをみつけれことができればそれでいいのかもしれませんが、今の僕にとって上手に弾くというのは「ちゃんとコントロールする」ということなのかなと思っています。
さてギターをコントロールするには正しくギターを持つ事がとても大事になってきます。
そんな中やくにたつ基本のテクニックが「Inposition」になります。
その名のとおり、「ポジションの中で演奏をおこなう」という意味で、バークリーのギターラボに入るとまっ先に教えられる基本のテクニックです。
ジャズの演奏家の左手が安定していながらも流麗に動けるのはこのテクニックのおかげです。
しかし現実にはインポジションでは弾けないフレーズも多々ありますので、実際の曲では自由に運指しているのですが、それにしても基本にインポジションの感覚がついているからこそできることなんですね。
以下にインポジションとは何か、そして練習法、運指法について写真と文章で説明していきますので、ぜひとも身につけてギターが身体の一部になるように努力してください。

2011/12/07

#Acousphere 清水、渾身のソロギターで "All The Things You Are" を弾く!

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere 奥沢です!
YouTube でぼくら Acousphere がお届けしてるラジオ番組(映像つき) "Radio Acousphere" からの映像を今回はお届け致します!

2010年の後半から僕らの間でソロギター熱がなぜだか出てきまして、お互いに自分たちの持ち味を活かしたソロギターをたくさん作りたいねという話になりました。
僕、奥沢はやはり持ち味は "Groove" だと思うので、ダンサブルなナンバーを選んでいまもアレンジメントに試行錯誤していますが、清水君がまず選んだコンセプトはなんと「カウンターポイント」というコンセプト。
これはふたつの別方向に動くメロディで成り立つ音楽の作曲手法で、「対位旋律」という呼び方もされます。
クラシックの音楽でも積極的に活用され、バッハなどの音楽はこのコンセプトがたくさん活かされているようです。

ずっとジャズを追い求めてきた清水君ですが、あえて「クラシック」という自分のルーツミュージック(幼少の頃はチェロを弾いていた清水君!)に戻り、そこに現在の自分を投影してつくったこの "All The Things You Are" はまさに渾身の作品だと思います。
ぜひご覧になってください!



2011/12/06

YouTube Recommend - ストップモーションに感動したPeter GabrielのSledge Hummer!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

Acousphere奥沢です!
僕のおすすめする音楽をYouTube動画と共に紹介するシリーズ「YouTube Recommend」の今回はPeter Gabrielのビデオクリップ「Sledge Hummer」をお届けしたいと思います!

イギリスのプログレッシヴロックバンド「Genesis」のボーカリストとして活動をしたのちに自身のソロ名義で活動をはじめたPeter Gabriel。
社会派な歌詞と問題提起、アーティスティックなビデオクリップや写真と中学生の僕から見ても芸術家としての印象が強いのですが、もちろん音楽はそれ以上に素晴らしく感動的です。
アフリカのリズムなどワールドミュージックの影響を強く受けて作り出されたPeterの音楽は、まさに大地の響きのそのもの。
包容力や父性といったものを感じる雄大な音楽をきかせてくれます。
僕も落ち込んだり悲しい気持ちの時に彼の音楽を聴き、その度に元気や勇気をいただいて支えてもらってきました。



2011/12/05

Joe PassのTake The A Trainをアナライズしました!


Acousphere奥沢です!
コードソロといえば誰もが一度はあこがれるジャズギターのスタイルですよね。
そのコードソロの開祖ともいうべき人がこのジョー・パスです。
コードソロを学ぶのに一番いいことはとにかく誰かのコードソロをコピーして弾いてみることです。
するとそこから何らかのコンセプトが必ず見えてきます。
ただ弾けるようになるだけでなく分析し、考えながら弾くことがとても大切です。
ここではジョー・パスのコードソロの譜面とそこから見えてくるいくつかのコンセプトをアナライズしたものを紹介しますので、是非弾いてみてそして彼のシンプルで素晴らしいコンセプトを盗みとってください。

2011/12/04

ミニギターUGに自分でストラップピンをつけてみる

Editor: Shige Okusawa (Acousphere)

いつも練習や旅先などでたのしく弾いているミニギターUGですが、僕の購入したモデルはピックアップもついてないタイプなのでエンドピンがなく、これまでは座ったポジションで弾くか、右手や左手で抱えながらウクレレを弾く要領で演奏していました。
でもちゃんと練習し、正しい演奏を身につけるにはギター自体が安定していなくてはいけません。
こんな当たり前のことですがなかなかリペアする時間もなかったので放置してきてしまいましたが、今日ようやくエンドピンを購入、そしてインストールすることができました。
あまり木工は得意ではないので(大工仕事的なものは大好きだが細かい作業が苦手)ヒヤヒヤしましたがなんとか自分でできましたので、ぼくの作業を通じてストラップピンのインストール方法を学んでいただければと思います。

多少の木工の作業については身につけておくと、ギターを自分好みにカスタマイズできるようになりますし、好きなピックアップと組み合わせたりしてオリジナルな音色をつくったりもできるので、みなさんも挑戦してみてくださいね!



2011/12/03

音符の読み方を表にまとめて解説!

Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターが上達できるためには、ギターの勉強だけでなく音楽全般を理解する為に楽譜を読む事が不可欠!
楽譜が読める、書けるとミュージシャンとのコミュニケーションもより良くとれるようになって、音楽活動が更に楽しくなりますよ!
ここでは「音符の表記と長さ」を中心に図で説明していますので参考にしてみてください!

2011/12/02

コラム:弦とボディの組み合わせによって生まれる新しい音楽


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターには様々な種類のものがある。
それらは材質やデザインが異なるものであり、それぞれに長所短所を持ち合わせ、音楽のスタイルを決定するのに重要な役割を担っている。
カントリーミュージックを演奏するならマーチンのようなフラットトップギターが似合うだろうし音もマッチする。
ボサノヴァを演奏するならナイロン弦がはってあるクラシックギターがよく似合う。

ギターは長い年月の間にギターのデザインや音色、弦などの相性が磨き込まれて今の形になった。
だから買って来たそのままの状態で弾くのが一番ギターの特性を活かした良い音がする。
そして王道の演奏を行う事ができる。
が、ゆえに過去の偉人達が作った価値観の音楽を継承する以外にすべがなくなってしまうのも事実だ。

2011/12/01

ギター各部の名称を覚えましょう!


Editor : Shige Okusawa (Acousphere)

ギターレッスンに通うと先生から「12フレットをおさえて!」とか「ピックガードに指をふれながら」とか専門用語がとびかいますよね。
その指示が的確にわかるようになるために、基礎中の基礎ですがギター各部の名称はしっかり覚えておきたいものですよね!
難しいもなにもなく、ただ覚えればいいので写真をみながらしっかりと記憶してもらえればよいと思います!